トルキーストレート攻略 パンチショット編

こんにちはにっしぃです。

 

先日の記事ではカナダモの中や隙間にいるバスをカナダモの外で釣る方法をご紹介させていただきました。

 

しかし季節も進みカナダモが成長してきますと、カナダモの中で釣りをしなくてはいけない場面が多くなります。

 

狙いはオオカナダモ、コカナダモといった絨毯状に生えるウィード

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写真はオオカナダモ

 

みっしりと水中に生えるカナダモは水面近くになるほど、光合成を水面に一番近いところでしようとする為、

 

根もとの部分は光が届かず、水面では葉が生い茂っていますが根元部分では葉がスカスカになっています。

 

このスカスカのスペースにバスが日差しをさけて集まってきます。また水温もカナダモの中では低い為、より真夏のバスにとって居心地がいいという事です。

 

そこでこの中を狙って釣るのが、今の琵琶湖ではみなさんがやっているパンチショットリグ

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このようなリグです。

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このシンカー部分からまっすぐカナダモの中めがけてストン!って入れてくわけです。

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使ったフック3種類

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使ったスイベルにスプリットリングです。 ​

作り方は簡単

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左が完成前、右が完成。

 

フックのアイにスプリットリングを入れてスイベルトとシンカーを入れて完成!

 

ただこれだとスプリットリングの大きさ(太さ)とフックのアイの大きさによりワームの動きが制限されてしまったり、

スプリットリングの細い部分と太い部分の境目で引っかかりで、そこでもワームの動きを殺してしまう事になる場面もでてきました。

スプリットリングを小さい物にする事でこの現象は避けれますが、今度は強度の問題が出てきますので、そこはバランスを考えて、ワームの動きを理解した上で使われることをオススメします。

 

 

そして次に紹介させてもらうのがこれ(上のフックの写真の真ん中)

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左が完成前、右が完成。

 

市販の状態からフックのアイに溶接リングとスイベルがついてるタイプ。

 

これだと溶接リングにスプリットリングをつけ、そこにシンカーをつけるだけで完成。

 

溶接リングだと太さが均一の為、フックのアイに引っかからず、ワームの動きに制限がかかりません。

 

ただ、最初から溶接リングがついている為フックの変更ができないという所があります。

 

どちらを使うかは好みで分けて頂ければと思います。

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そして、次はこのようなタイプのリグ 市販ではスルーダウンショットリーダーと呼ばれているタイプ。

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普通のDSリグよりフックからシンカー部分のラインがかなり強化されています。

 

このリグはウィードの中でもワームが動きやすく魚を誘えますね。

 

この3つが主なカナダモの中を釣っていくリグとなっています。

 

僕、自身もまだまだベストを探して色々と探している段階です。

 

行きつく先は自分で全て作るって事でしょうけどね。

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そしてトルキーストレートのストレスのないフックの刺し方は、フックポイントを出さないこと。

 

なぜならトルキーストレートはワームの動きにとてもこだわって作っている為、マテリアルがやや柔らかく出来ています。

フックポイントを出すと、ウィードに絡みやすく、またフック自身の硬さから傷が入り、そこからワームが裂けてしまうからです。

ですのでフックポイントは隠して使ってください。これだけでワームがかなり長持ちしますので人間側にストレスがかかりません。

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狙う場所はウィードエッジ周辺のオオカナダモや

 

浚渫付近に出来ているカナダモ地帯、もしくは岬が絡んだ場所。

 

千本ノック的な釣りですので何か自分でキーワードを決めてやりきる事が重要です。

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まずは足元にみえる良さそうなところにドスン、ドスンとピッチングで撃っていきます。

 

このキャストの際に、ルアーが水面に入る時にはラインスラッグを出してあげる事でフォールスピードをつける事ができ、よりリアクションに反応するバスを狙えます。

 

出来れば難しいですが、狙う水深の分ラインスラッグを出せればいいかなと思います。

 

より垂直に早くが基本ですが、プレッシャーなどにより近くで口を使ってくれない場合は、キャストして探るのも一つの手です。ただこの時はボートから離れれば離れるほど、ウィードにラインがかかっていてルアーを底に落とすのが難しい事になりますので、その日の状況に合わせてもらってどちかがいいのか試してもらいたいです。

 

最後にパンチショットは豪快で繊細な釣りです。

 

バスを探せなければバイトも遠く、千本ノックですw

 

トルキーストレートは非常にバイトがでやすいのでバスを探す、サーチのパンチショット。

 

パンチショット初心者にはもってこいのワームやと思います。

 

また琵琶湖以外のフィールド、野池のカバーやリザーバーのスタンプなどにも有効な釣りですので是非参考にしてみてください。

 

【タックルデータ】
トルキーストレート5.8インチ

<シンカー:21g 18g>
ロッド:Fantasista X-GlaiveFXNC-75H MGS Torque Flex
ライン:バニッシュ レボリューション 20lb

<シンカー14g 10g>
ロッド:Fantasista X-Glaive FXNC-73MH MGS Power Superior
ライン:バニッシュ レボリューション 16~18lb

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