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トップページ > REPORTレポート > JBマスターズ2017参戦記 野尻湖試合編:咲花之人

初日

 

水道局のバンクフラットからスタートする。朝一、沖側でボイルが頻繁に起こり、

 

船団の中に入ってボイルフィッシュを狙うことも何度か考えたが、ボイルしている魚も

 

そう容易ではないことは分かっていた。そして自分のパターン、スタイルを曲げてはいけない

 

と決めていた。しかし、ベイトのポジションが沖で停滞していてインサイドに入ってこない。

 

「プラ編」で述べたように、ベイトが風や引き波でインサイドに寄った時にシェイクシャッドの

 

虫チューンキャロによるキロフィッシュを連発させるパターンを狙っていた。この日は晴天無風で

 

中々、状況が一変しない。10時まで続けたのだが、変化を感じなかったため岩盤のバックアップ

 

パターンへシフト。が、先行者がすでにいて、狙いのスポットを打つことができなかった。

 

数メートルの差なのだが、この数メートルの違いでバイトがまったくないのだ。12時を過ぎ風が吹いた

 

タイミングで朝一のエリアに戻り、ようやくファーストフィッシュをキャッチしたのだが、推定500gと狙い

 

の魚より小さい、、、。その後、プラで見つけていたエリアをランガンするが追加することはできなかっ

 

た。


 

初日を終えた時点で年間上位二人との差は更に開いた。しかし初日のリザルトを見ると参加選手

 

の半分以上はノーフィッシュで紙一重な状況、展開であると感じた。そして「トーナメントは何が起こる

 

か分からない。」


 

青木さんから気合のお言葉を頂き、可能性が1%でもある限り諦めない。最後まで全

 

力を尽くすと自分を奮い立たせた。

 

 

二日目はフライトも早いことからバックアップエリアから開始する。早い時間帯にキーパーサイズを

 

キャッチ。そこからタイミングを見計らいバンクフラットへ勝負に行くがバイトがない。試合終了間際ま

 

で、粘ったがバイトは得られなかった。ライブウェルには1本のみ。最後の最後に入ったエリアでシェイ

 

クシャッドキャロで2本連発させる!帰着までは5分を切っていた。サイズは小さかったものの、諦めな

 

い気持ちを通したと痺れる瞬間であった。

 


 

 

結果年間成績は3位で終了。



 

今までの自分の成績を見れば、上出来な成績だが、まだ上はあり、そし

 

て差がある。頑張ったから良しではトーナメントは通用しない。結果が全て。現状に満足せず更に強

 

く、より進化できるようにと思う。

 

まだ年内試合はありますが、1年間応援して頂いた皆様に感謝いたします。

 

ありがとうございました!!

 

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