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トップページ > REPORTレポート > 南千葉チャプター第1戦『OSP CUP』開幕戦レポート!:馬場孝介

 

3/2に南千葉チャプター第1戦『OSP CUP』が開催されました、今年は例年に比べて早い時期の初戦だったので恐らく関東県内の中で1番早いタイミングのチャプター戦だったと思います。

 

 

湖の状況は去年の秋頃から始まった浚渫工事による減水はそのままで普段の水位でも水深の浅い高滝ダムが更に1.5mほど減水し、例年だったら工事が終わり水位が戻ったくらいのタイミングで始まる初戦ですが今年は減水したまま…非常に難しいフィールドコンディションでした。

そんな状態の高滝ダムですが1月くらいからちょくちょく通っていて目的は流量の多い湖なので1年で水中のストラクチャーの有無も様変わりします、再度魚探掛けでそれらの把握、地道な作業ですがハイシーズンになってからでは遅いのでいざとなった試合の時に活きてきます。

 

 

もちろん春先に効きそうな釣り方も探しますがそこはまだ冬ということで1番に反応を得られていたのが冬に定番のメタル系の釣りでメインに使用していたのが『Dαメタルバイブ』です。

 

 

オダまわりに引っかからないように丁寧にリフト&フォールさせたり、ライブで見つけた魚に直接アプローチしたりといくつか誘い方がありますがメインで使用していたメタルのウエイトは『3.5〜7g』、高滝ダムの場合深くても5m前後なのでそこまで重たいウエイトは必要ありません。

5gを基準に反応が渋い時は7gで強めにシャクリをいれてリアクション狙い、冬でもルアーに追ってくる場合は3.5gにウエイトを落として小刻みにリフト&フォールして船に引っぱってくる感じで横の動きを意識してアクションさせます。

 

 

タックルデータ

ディハイロ66L/ML

アルファスエア

スーパートラウトアドバンスダブルクロスPE0.8号+アブソルートショックリーダー10ポンド

Dαメタルバイブ3.5〜7g

タックルは『ディハイロ66L/ML』Lパワーのティップにより軽めのメタルバイブのブルブルとした振動もしっかり感じとれて咥え込みの弱いバイトでも弾きません、またバットはMLパワーあるので不意の大物でもパワー負けせずリフトアップする事が出来ます。

そして2月下旬になって試合も近づきましたが寒い日が続いたのと今年はワカサギが不漁だったのもあって春らしい動きが湖から感じ取れず…水位も変わらず減水したままだったので上流は捨てて本湖メインのメタルバイブを中心のプランを考えていましたが…

 

 

(Dαメタルバイブはエコルアーではないので試合中はエコ認定のメタルバイブを使用しました。)

試合直前の週でまさかの3月初めなのに20℃近く気温の高い日が続いて水温も7℃→10℃台まで上がり全く違う湖に…

これまでボトム付近にいたバスもちょい浮きになりメタルバイブで狙うには難しい魚になっていました、ただ打開策もなかったので試合では朝一は冬を引きずっている魚をメタルバイブで狙い日が昇って水温の上がってタイミングで数は少ないが縦ストに浮き始めるバスを狙うプランで挑みました。

 

そして当日、4つある桟橋の中でフライトは3番目…朝一はメタルバイブの釣りを中心に各所ランガンするもニゴイのみで不発

 

 

9時頃から水温が上昇してきた時に雲が広がり気圧が下がったタイミングがあり、いかにもバスが浮きそうな感じで案の定下流域のオダ浮いているバスをライブで確認!

この際に縦スト用に用意していたD2HOGの3.5gフリーリグでアプローチ、ファーストキャストでオダの良い所に入りバスとルアーがライブで見て重なった瞬間にフォールが止まりアタリと確信!オダに巻かれないように慎重にリフトアップし魚をキャッチ!

1本がとても貴重になる試合と分かっていたので嬉しい1本!この魚のおかげで迷いもなくなりその後は縦ストをとにかくランガン、ただ晴れてからは反応もなくなりそのままバイトもなく終了…曇った一瞬の時合を捉えられた試合でした。

 

1本、1070g

 

 

やはり厳しかったようでリミットメイクはゼロ、ただ上位の釣り方はミドスト、カバー、サイト、ライブサイトとバラバラで厳しいなりにも色々な可能性があった試合でした。私は1本のサイズに助けられ4位に入賞する事が出来ました。

 

 

年間レースを考えると良い滑り出しなのでこの勢いのまま次戦も頑張ります。

 

タックルデータ

ブルートレック67MLBF

アルファスエア

アブソルートAAA10ポンド

本気フックリバイバル5#3

3.5gフリーシンカー

D2HOG

 

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