DSTYLE

REPORTレポート
トップページ > REPORTレポート > カバー天国 伊庭内湖とベイトパワーフィネス:小林洋地

春といえばカバーでビッグフィッシュが釣れる季節

ということで今年の3〜4月にかけて西日本を代表するマッディシャローフィールド、滋賀県の伊庭内湖に通っていました

主なテーマはベイトパワーフィネス

昨年からブルートレックで専用ロッドが2機種リリースされました

その際に自分も導入しましたが、伊庭内湖のようなカバーゲームが主軸になるフィールドにはかなりマッチしていると感じています

このベイトパワーフィネス専用ロッドブルートレック「DBTC-65M+-PF」とD-JIGカバー+ヴィローラ2.8のコンビで連発でのプリスポーン50アップを含む多くのビッグフィッシュをキャッチすることができました!

 

 

今春のビッグフィッシュパターンのポイントとなったのがD-JIGカバーをアシに引っ掛けて水面直下でシェイクして誘う所謂吊るしの釣り

プリスポーンのメスは気難しいですが、浮いている事が多い為この吊るしがベストマッチしたのだと思います

ベイトパワーフィネスの利点となるのが通常のテキサスリグやラバージグによるカバー撃ちとスピニングとPEラインを使ったパワーフィネスの良いとこどりが出来ることです

通常のカバー撃ちはベイトタックルを使用するので手返しは良くアピール力はありますが、ある程度シンカーもウエイトが大きくワームのサイズもバルキーになる為繊細な釣りにはやや不向き

次にパワーフィネスはコンパクトなスモラバやカバーネコなどのルアーで繊細にアプローチできますが、スピニングリールを使用する為に手返しという観点ではどうしてもベイトに劣ってしまいます

この2点を踏まえて、それならベイトフィネスを使えば良いのでは?
そう思っている時期が私にもありました

もちろんベイトフィネスが有効な場面も多くあり、繊細なアプローチも可能で手返しも良いですが、タックルバランスの問題でロッドはMLクラス、ラインは太くても12lbまでが基本となります

このベイトフィネスタックルだと伊庭内湖のようなビッグフィッシュが多いフィールドやヘビーカバーの中に入れるといった釣りは難しくチャンスを逃す可能性もあるのです

そこでベイトパワーフィネスの出番となります

 

ノーマルカバー撃ちには無い繊細さ
パワーフィネスには無い手返しの良さ
ベイトフィネスでは足りないパワー

この3点を全て満たしていることがベイトパワーフィネス最大の利点

そしてこの利点を活かす為の専用ロッドがブルートレックDBTC-65M+-PFです

6フィート5インチと短めでキャストの精度が高くなり、バット部には50アップをカバーから引き離すほどの充分なパワーがあります

それでいて持ち重り感が少ないので片手で繊細なシェイクがしやすく、D-JIGカバーをアシやプッシュに吊るした状態で細かく誘うことを可能

 

 

このベイトパワーフィネスはまだまだ新しい釣り方なので、早めに導入する事で他のアングラーにより差がつくテクニックです

是非お近くのフィールドでお試し下さい!

 

タックルデータ

・ロッド ブルートレックDBTC-65M+-PF
・リール アルファスCTSV 70L
・ライン ザルツ ゼノスBASS1.2号 +リーダーフロロ16lb
・ルアー D-JIG COVER3.8g +ヴィローラ2.8

 

Archive