10月14日、15日の2日間で行われた今年のELITE5。
今年の決選の地は九州の遠賀川。
毎年のことながらテレビ企画用の試合であるため、開催日も開催地も伏せた状態で行われる。
選手もTOP50最終戦の最後までどこで試合が行われるかわからない。
TOP50最終戦終了翌日。徳島から急遽直接九州遠賀川入りを決断。
最終戦でまさかの年間優勝を逃した悔しさを引きずりながらのプラは、いろいろな思いを背負った
数日間だったと思う。
約1週間で精神を整え試合に向き合える。これが青木大介の強さなのかもしれない。
何の因果か旧吉野川同様、台風の影響が心配される中での試合。
九州地方は前日に台風が通過し何とか開催にこぎつけた。
初日を終えた時点で青木大介がTOP。
しかしながら2位、3位と僅差のTOP。強いては大コケも十分あり得るフィールド。
しかも本人がいつも口にする「相性の悪い」フィールドを考慮すると全く予断の許さない展開となった。
台風一過の影響もあり晴れ渡る遠賀川。2日目。
14時の帰着1分前まで4名がスロープ前で粘る。そして検量。
4名の検量後、澳原選手が暫定トップ。5本を揃えてきた。
この時点で青木大介は約2600g必要となる。微妙だ。
5本は揃っていた。しかし、目に見えるキッカーがない。やはり微妙だ。
結果を待つ全てが固唾をのむ。
優勝青木大介がコールされる。小さくガッツポーズの後大きく手を上げる。
やり切った顔だ。
3度目のBIGタイトル獲得。2010、2011年連覇に続く3度目。
接戦をものにした。なにより苦手意識の高かった遠賀川での勝利がうれしいと本人は言う。
この勝利も応援していただいているファンの皆様、関係するすべての方々の支え、そして本人の絶え間ぬ努力が実を結んだ結果。
改めて支えていただいているすべての方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
この後もバサーオールスタークラシック、JBクラシックとタイトルは続きますので引き続き応援宜しくお願いいたします。
青木大介本人のコラムは今後掲載されますのでご確認ください。
■ROD:FDC-63LS MGS
■REEL:REVO LTX
■LINE:VANISH REVOLUTION
■LURE:トルキーストレート4.8インチ ネコリグ