亀山ダムの紅葉シーズンも一段落して、いよいよ冬の季節がやってきました。水温は朝一で10℃台、日中は水温が上がって11℃台と去年に比べて水温が下がるペースが早いように思えます。
水温低下の影響により徐々にディープの釣果が優勢になってる時期です。一般的にディープの魚を釣る時に使用するリグはDSがポプュラーなリグだと思いますが、今回紹介したいのはD-JIGを使用してのディープ攻略です!
使用するスモラバは『D-JIG 0.8g~1.3g』に『シェイクシャッド3インチ』の組合せを基本として、強風だったり、リグの操作性が悪いとき(ボトムがとれないとき)には比重のあるワーム(私の場合はグラブ4インチ)を使用します。
よく聞かれるのがそこまで軽くしないとダメ?という質問ですが、ここでD-JIGの1.8gや2.3gを使用するとリグの抵抗感も大きくなり、なおかつスモラバである以上、ヘッドに重心がよっているため、ズル引き最中のボトム変化によるスタックの増加、ストラクチャーに対しての根掛かりなどトラブルも多くなります。
使用していて、扱いやすい0.8g~1.3gに私の場合は落ち着きました。それではスモラバとDSリグとの違いはDSは重心がリグ下のシンカーに集中しているので、異動距離も少なくストラクチャーに対してタイトになりすぎる場合がありますが、スモラバの場合はラバーの抵抗もあり、ディープのストラクチャーをハングオフさせたとき、よりスローにフォールさせる事が出来てミドストではないにしても、それに近い状態をディープで再現することができます。
D-JIGの場合は特有のラバーボリュームとファインラバーでディープでもアピール力は抜群で、ディープフラットなど広い範囲を探る時に効果を発揮します。
軽量スモラバを使うもうひとつの理由は『キャストから着水してボトムまでスモラバが落ちる間のフォールスピード極めて遅いこと』仮に2.6gのDSを10mディープに落としこむのに20~30秒かかるとして0.8g D-JIG (トレーラーにもよるが、)を同じく10mディープに落としこむのに約60秒くらいかかります。
ディープの釣りをしたことがある方なら経験があると思いますが、キャストしてリグがボトムまで落ちたと思い、ラインを張るとバイトしていたという事があると思います。これはディープにリグをフォールさせている最中に中層いる魚が反応してバイトしたものだと考えています。フォールスピードが遅いということは中層にいる魚にアピールできる時間が長くなるということなのでこれもスモラバを使うメリットのひとつです。
D-JIG 1.3g+シェイクシャッド3インチ)
D-JIG 0.8g+グラブ4インチ
この魚は7mディープのブレイクで釣れた魚、D-JIGを丸飲みでした!
ぜひD-JIGで冬バスを狙ってみて下さい!
タックルデータ
デュナミス510UULS
イグニス2500
FCスナイパー3.5ポンド
D-JIG 1.3g+シェイクシャッド3インチ
D-JIG 0.8g+イモグラブ4インチ