11月初旬に新利根川において『関東Bブロックチャンピオンシップ』が開催されました。今回初めてのBブロック大会ということもあり、房総チャプターが終了した次週から新利根川に来て入念にプラを進めていた訳ですが…
本来なら10月22日に開催予定だったのが台風の影響で11月5日に延期になってしまい、房総チャプターにしても試合直前の急な気象変化が今年は特に多く、改めて自然相手のスポーツなんだと実感しました。
これにより川筋の水位増減の差が激しく(画像は平水か少し減水傾向、台風直後はタイヤが隠れて階段の所まで水位がありました。)
そのたびにバスのポジションも変わり大変苦労しました。それでもプラ~本番まで終始反応が良かったのが『ウイニングクローのリアクションTX 』です。
メインで使用したのが画像の4カラーで『ブラック』『グリパン/チャート』『オレンジシュリンプ』『グリピン』台風直後の単純に濁っている時はブラックを使用して、水色が落ち着いてきてからは21gを使用したカバー中での素早いリフト&フォール(リフト幅のあるメタルジグをシャクってるイメージ)でこの時にツートンカラーだから出来る明滅効果でリアクションを狙うために上記の3カラーを選びました。
ちなみにこの釣り方ではウイニングクローの爪のロックは外しておらず、ロックを外さないとボディ全体のウォブルが強くなり、ロックを外すとアームの動きの方が強くなるのでボディのウォブルは弱くなります。
元々軽量シンカーでもしっかりアームがアクションしてくれることが狙いのロックの有無なので、 今回のようなリアクションTXでは爪はそのままの状態にしてあります。また狙っていたカバーも相当分厚いカバーだったので爪が引っかかり貫通しない恐れがあったのもロックを外さなかった理由の1つです。
その他には減水でバンク際、カバーから魚が離れたと感じたら沈み物、水門周辺をD1 3.8インチのヘビキャロで狙っていく釣り方で減水時の釣り方は絞れていました。
そして本番…ここでプラ中にはなかった出来事が…ここにきてスノヤワラ方面に向かうときに通る水門が閉まってしまい、これにより川筋は減水してスノヤワラは増水とエリアによってまったく違うフィールドコンディションになってしまいました。
プラ中は1度も閉まったことなかったのに…
どちらに行くかで明暗が分かれるわけですが、水門を開ける際に時間が掛かるなど不安要素もありましたがプラからカバーを絡めた釣りに自信をつけていたので増水傾向のスノヤワラを選択!
朝一のモーニングバイトは逃しましたが、水温の上がるタイミングでウイニングクローのリアクションTXで約1200gのキッカーをカバーから釣り、その後はスノヤワラのアシ際を妙義水道に向かいながら流していくもバイトは遠のき、妙義水道に到着した所で右側でシェードの濃いアシ際をウイニングクローの5gTXで打っていき、アシ+薄ごみの複合スポットで約900gを追加!本来なら妙義水道はエリア外だったのですが、延期になったことでエリア内になったポイントだったので、ほとんどプラでは触っていませんでした。 本番で釣れて嬉しかったです。
その後もスノヤワラ全域を回りましたが追加出来ず、水門の開閉を考えて早めに川筋に戻りましたが、他の選手の多くが既に帰着場エリア周辺に戻ってきていたので思うように狙ったエリアで釣りをすることが出来ず、最後まで2本のままで終了となりました。
2本で2170g
急なフィールドコンディションの変化で思うようにウェイトUP出来なかった選手が多かったようで私の場合は2本ながらコンディションの良い魚に助けられローウェイト戦だったこともあり優勝することが出来ました!!!
今回この盾に自分の名前が入れられる事を凄く光栄に思えます。今思えば春頃から通うようになり、通えば通うほど楽しくなっていった新利根川、今年だけではなく来年もチャレンジしていきたいと思います!!!
タックルデータ
(リアクションTX )
ディーズ70H
レボMGX
FC スナイパー14ポンド
F.P.P オフセット3/0
21gTX シンカー
ウイニングクロー3.6インチ
(ライトTX )
ディーズ610MH
レボMGX
FC スナイパー12ポンド
D. A .S オフセット3/0
5gシンカー
ウイニングクロー3.6インチ
(ヘビキャロ)
アウトサイダー70H
ジリオンSV
FC スナイパー12ポンド
リーダー10ポンド
ドリームフック2/0
21gTX シンカー
キャロダンスイベル ヘビー
D13.8インチ