DSTYLE

REPORTレポート
トップページ > REPORTレポート > H-1グランプリ亀山ダム参戦レポート:馬場孝介

だいぶ遅くなってしまいましたが5月25日に開催されたH-1グランプリ亀山戦の内容をレポートしたいと思います。

5月下旬ということで朝はまだ冷え込みが残り、日中になると気温は急上昇するという寒暖差の激しいタイミングであり、バスの状況も今年はスポーニングの進行が遅かったのでアフターからポストスポーンと色々な状態の魚が混在していてどの魚を狙うかで釣り方も変えていきました。

アフター系の魚は上流部に多く確認できましたが、朝はカレントを好んでおらず流れの当たらないインサイドや上流より少し下ったサンドバーに待機している状態で日が昇って水温の上がるタイミングで浮き始めるので、朝のサンドバーに待機している魚をクロールアップのクランキングで狙い、インサイドにいる魚にはレゼルブJr.の高速巻きでオイカワなどの稚魚を散らしてバスにフィーディングスイッチをいれさせてバイトに持ち込む事が出来ました。

ポストスポーンのバスで一定のエリアにロックしているような魚にはオーバーハングがあれば虫系ハードベイトルアーのチョウチンで狙い、岩盤エリアなどのオープンの場所では板オモリを貼った虫系ルアーのスローフォールでアプローチしていきました。このような感じでいくつかのパターンを掴んでいてあとは当日のプレッシャーと魚の浮き始めるタイミングにアジャスト出来るかどうかがキーになる感じでした。

そして本番、参加者なんと170名以上!!更に日曜日ということで人為的プレッシャーもMAX…こうなると朝一のフライト順がとても重要になるわけですがまさかの1~4番フライト中の3番でスタートダッシュは完全に出遅れる始末…

朝一向かったのは折木沢ボート店前に広がるサンドバーのシャローフラットでそのインサイドをレゼルブJr.で流しながら上流方面に流していき「砂淵」というエリアでインサイドでボイルが始まり、フルキャストで届く位置だったのでレゼルブJr.をボイルに直撃して高速巻きすると水面を割ってバイト!この魚が850gと幸先よく釣れ、更に流していき「太淵」というエリアのアウトサイドの岩盤を上流部でも特に水深のあるエリアなのでアピール力をあげるために他のハネモノルアーにチェンジして岩盤へキャスト、スローリトリーブでなるべくゆっくり誘っていくと岩盤から離れた沖の方でバイト!これが約650gと早い時間帯で2匹釣ることが出来たのでもう少し日が昇ってから入る予定だった通称「プール」というエリアの様子を見に行きましたが、フライト順の早かった他の選手で想像以上に混雑していたので断念して下る事にしました。

朝一に流し始めたサンドバーまで戻ってくると何匹かの見えバスが目視でき、その内の1匹は一定のエリアを回るように回遊していたので回遊ルートに合わせてシンキングチューンした虫系ハードベイトルアーをフォールさせて誘うと数回のミスバイトはありましたが3回目のバイトでフッキングに持ち込む事ができて600gを追加してリミットメイク!この時点でウェイトは2㎏前後、更なる入れ替えをするために人の多い「プール」を諦めてもうひとつの川筋である「猪ノ川」へエリア移動しました。

猪ノ川は意外と他の選手が入っておらず最上流部までプレッシャーはあまりかかっていませんでしたが、流れにさしている魚に数回チャンスはあったものの口を使わせる事が出来ず、時間だけが経ってしまい仕方なく下りながら流していくと猪ノ川下流の崩落に数匹のスクールを発見!ハング下に入った所で虫系ルアーをチョウチンして空中~水面直下で誘いのアクションを入れて1番ルアーに興味を示した所でルアーを水中に入れると躊躇なくバイト!この魚が800gで600gとの入れ替えに成功、帰着50分前の出来事でした。

最終ウェイトが3本で2290g、5位に入賞する事に出来ました!!

170名以上の人数で入賞出来て嬉しいですが、日頃亀山ダムをホームとして釣りをしているだけに悔しい結果でもあります、来年は優勝を狙って更に頑張りたいと思います!!

 

タックルデータ

・スピニングロッド 60ULX

・スピニングリール 2004 H

・ライン デッドオアアライブフィネスマスターPE×4 0.6号+フロロリーダー6ポンド

・レゼルブJr.

・リアフック ノガレスゼロフリクショントリプルフック#12(ショートバイト対策)

 

・スピニングロッド64ML

・スピニングリール2500H

・デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 0.8号

・虫系ハードベイトルアー

 

・ベイトロッド610MH

・ベイトリール7:1:1

・デッドオアアライブ12ポンド

・ハネモノ系ルアー