DSTYLE

REPORTレポート
トップページ > REPORTレポート > 稀に見るタフ試合!?房総チャプター第1戦レポート:馬場孝介

 

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で各地の大会やチャプター等で延期や中止など大変な影響が出ていますが、房総チャプターは宣言が出る前の開催だったので参戦する事が出来ました。

 

 

今年は前回のレポートにも書いたとおり、季節の進行が早く例年の初戦よりは釣れ釣れの状況になるのではと予想したのですが…

 

 

 

季節が進行し過ぎてしまった故にデカイ魚ほどスポーニング行動を意識して非常にナーバスになってしまったようで、直前のプラではとにかく魚の反応が薄く、釣れてもスポーニングとは関係のないノンキーばかり…今回の開幕戦は相当厳しくなるとプラで直感しました。

 

 

バリバリ放射冷却してます。

 

 

更に大会3日前から三寒四温の「寒」のタイミングに当たってしまい、本番当日も厳しい冷え込みに…房総チャプターは毎年難しいタイミングに当たってしまいます。

 

当日のプランは湖東側を捨てて西側メインに朝一はプラで好調だったワカサギパターンと水温が上がったタイミングでシャローカバーに差してきた魚を狙う2パターンに絞り、会場が東側だったこともあって大会スタート直後から一気に西側へ移動して笹川中流域から釣りスタート。

 

魚探で水温を確認すると冷え込みが効いているようでプラの時より水温が下がっていましたが魚探にはベイトの反応があるのでヴィローラのミドストで周辺を探るも反応が得られず、更に上流でディーブローシャッド58SPで流すもバイトなし…それでも水温の上がるタイミングまで我慢して中流~上流を何回か入り直しましたが状況は好転せず…

 

見切りをつけるためにワカサギパターンは諦めてもう1つのパターンであるカバー打ちにシフト、日照時間が長く、なるべく規模の大きいカバーとその周辺のライトカバーに差してくる魚を狙う釣り方で、キモはとにかく着水音を抑えてカバーへリグをスッと送り込むこと、基本的な事なんですが、言うに容易く行うは難しくでここを気を付けるだけで釣果にグッと差が出ます。

 

 

残りの時間すべてをカバー打ちに費やしてリミットメイク出来ませんでしたが貴重な2本をウェインする事が出来ました!

 

 

この日は本当に厳しかったようで過去にないくらい低ウェイン率で2本ながら3位に入賞する事が出来ました!!

 

 

今回活躍してくれたのがトルキーストレート4.8インチのパワーフィネス、使用したワームのカラーが「魚肉ミミズ」で今流行りのミミズカラーより明るく膨張色なのでカバー打ちでカバーへちゃんと打ち込めているか視認性が良い分かりやすく、込み入った場所でパワーフィネスをするときオススメカラーです!

 

まだ先の試合がいつになるか分かりませんが幸先の良いスタートが出来たので次戦も頑張りたいと思います。

 

タックルデータ

ブルートレック66M

スピニングリール2500H

デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.5号

N.S.Sフック1/0

ネイルシンカー1.8g

トルキーストレート4.8インチ(魚肉ミミズ)