2020年06月03日
春の高滝ダム釣果レポート:馬場孝介
皆さんこんにちは
緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月以上が経過しましたが、私の住んでいる千葉県はいまだに継続中です。釣りに行けない日々が続いているのでレポートも中々書きづらいのですが、今回は宣言が発動される前最後の釣行となった高滝ダムの事を書きたいと思います。
釣行日は4月4日、この頃は桜満開でした。
ワカサギレイクとして知られている高滝ダム、特に春の産卵パターンは有名でハマれば数、サイズ共に短時間で何十本という爆釣モードに突入することもあります。しかしハメるためにはワカサギの産卵の過程が初期なのか、中期なのか、終盤なのか見極めなければなりません、今回が今年初の高滝釣行だったのと事前情報もなかったので状況を見るために養老川上流を目指して中流域くらいまで来ましたがワカサギらしき魚影を目視することは出来ず…それでも1匹だけ水面に弱って浮いているワカサギを発見!こういった状態のワカサギは産卵終盤に見かけることが多いので、とりあえず水面に的を絞って飛距離のでるヴィローラ4インチの水面ピクピクで漂わせていると…
フーッと浮いてきて咥えこむもバイトが弱々しく反転する時にスッポ抜けてしまいフッキングには至らず…1回ミスってからは浮いてくるも口を使わなくなってしまい、しばらく空けてから今度はレンジを下げてヴィローラ4インチ1.3gのジグヘッドミドストを同じスポットに通すと1投目からバイト!!
ちょうど入り直したくらいから風も強くなってきていて表層を意識していたバスのレンジが下がったことでミドストのアプローチが効いたようです。
釣れた場所はちょうど川のベンド部で少し深場と隣接するようなエリアだったので同じような条件が重なるエリアへ移動して落ち込みが始まるエッジ部分をディーブローシャッド62SP、晴れていたのとプレッシャーの高いポイントだったので余計なプレッシャーをあたえないように カラーはフラッシングを抑えたブラウンワカサギでブレイク周辺をリトリーブすると狙い通りのバイト!
見てくださいこのお腹!!ワカサギをたらふく食べてます、通年通してワカサギレイクのバスはコンディションが良いですが春は特にヤバいですね~
このエリアにバスも固まっていたようでここからプチ爆釣となりました。
だいたい釣れるとこんなお腹です!
ワカサギが絡むことでバスの行動も支配されてクセもでて難しくなりますがゲーム性も深まり、ハメた時の爽快感がたまりません!
ワカサギ産卵パターン全盛のタイミングだったのでこれから楽しくなってくるという時にまさかの自粛期間に入ってしまい…次回行ける時は季節もだいぶ進んでしまっていますが、毎年春はやってくるので、来年のワカサギパターン楽しみにしたいと思います。
タックルデータ
スピニングロッド60UL-S
スピニングリール2500
ライン アブソルートMGフロロカーボン3ポンド
フック ジグヘッド1.3g
ワーム ヴィローラ4インチ
スピニングロッド62LS
スピニングリール2500H
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×4 0.6号+アバニ エギングプレミアムショックリーダー6ポンド
ルアーディーブローシャッド62SP
2020年05月19日
稀に見るタフ試合!?房総チャプター第1戦レポート:馬場孝介
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で各地の大会やチャプター等で延期や中止など大変な影響が出ていますが、房総チャプターは宣言が出る前の開催だったので参戦する事が出来ました。
今年は前回のレポートにも書いたとおり、季節の進行が早く例年の初戦よりは釣れ釣れの状況になるのではと予想したのですが…
季節が進行し過ぎてしまった故にデカイ魚ほどスポーニング行動を意識して非常にナーバスになってしまったようで、直前のプラではとにかく魚の反応が薄く、釣れてもスポーニングとは関係のないノンキーばかり…今回の開幕戦は相当厳しくなるとプラで直感しました。
バリバリ放射冷却してます。
更に大会3日前から三寒四温の「寒」のタイミングに当たってしまい、本番当日も厳しい冷え込みに…房総チャプターは毎年難しいタイミングに当たってしまいます。
当日のプランは湖東側を捨てて西側メインに朝一はプラで好調だったワカサギパターンと水温が上がったタイミングでシャローカバーに差してきた魚を狙う2パターンに絞り、会場が東側だったこともあって大会スタート直後から一気に西側へ移動して笹川中流域から釣りスタート。
魚探で水温を確認すると冷え込みが効いているようでプラの時より水温が下がっていましたが魚探にはベイトの反応があるのでヴィローラのミドストで周辺を探るも反応が得られず、更に上流でディーブローシャッド58SPで流すもバイトなし…それでも水温の上がるタイミングまで我慢して中流~上流を何回か入り直しましたが状況は好転せず…
見切りをつけるためにワカサギパターンは諦めてもう1つのパターンであるカバー打ちにシフト、日照時間が長く、なるべく規模の大きいカバーとその周辺のライトカバーに差してくる魚を狙う釣り方で、キモはとにかく着水音を抑えてカバーへリグをスッと送り込むこと、基本的な事なんですが、言うに容易く行うは難しくでここを気を付けるだけで釣果にグッと差が出ます。
残りの時間すべてをカバー打ちに費やしてリミットメイク出来ませんでしたが貴重な2本をウェインする事が出来ました!
この日は本当に厳しかったようで過去にないくらい低ウェイン率で2本ながら3位に入賞する事が出来ました!!
今回活躍してくれたのがトルキーストレート4.8インチのパワーフィネス、使用したワームのカラーが「魚肉ミミズ」で今流行りのミミズカラーより明るく膨張色なのでカバー打ちでカバーへちゃんと打ち込めているか視認性が良い分かりやすく、込み入った場所でパワーフィネスをするときオススメカラーです!
まだ先の試合がいつになるか分かりませんが幸先の良いスタートが出来たので次戦も頑張りたいと思います。
タックルデータ
ブルートレック66M
スピニングリール2500H
デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.5号
N.S.Sフック1/0
ネイルシンカー1.8g
トルキーストレート4.8インチ(魚肉ミミズ)
2020年04月10日
春の亀山ダム釣果レポート:馬場孝介
今年は近年希に見る暖冬で季節の進行が早く感じますが、自身のSNSで1年前の釣行を振り返ると去年と今年で水温差が3℃ほどあり、 やはり季節が進んでいるように思えます。
亀山ダムで春を感じる旬の釣りとして、ワカサギの遡上パターンがありますが、今年はこのパターンの釣れ初めが早く、ワカサギパターンを狙うのに私がもっとも使用したのが「ディーブローシャッド58SP」です。
巻き倒して既にローリングマークが激しいです…
この遡上パターンは時合が短くて今流行りのホバストやミドストでじっくり釣りをするよりは気になるスポットをシャッドで手早くサーチして拾える魚は拾っていき、例えばシャッドの後ろをバスがチェイスしてくるなど魚はいるけどシャッドだと喰いきれない場合などでミドストにスローダウンします。
ディーブローシャッドはトゥイッチなどはせず、基本ただ巻きとストップ&ゴーしかしません。タックルもPEライン+リーダーのスピニングタックルを使用していますがこれは糸を細くして深く潜らせようというわけではなく、あくまで飛距離 を出したいからでボディ内のマグネットの重心移動もあって気持ちいいほどかっ飛びます。
またPEラインを使用することで感度も上がりボトムタッチした時やリトリーブ中に障害物に当たった時など事前に察知して巻くのを止めたりして必要以上にルアーを突っ込ませ過ぎずに根掛かりを回避する事が出来ます。
いざスローダウンする時は「ヴィローラ2.8インチ」ミドストの出番!
ジグヘッドのウェイトも0.6~1.3gくらいが主で見えるか見えないかのレンジをキープして探っていきます。
ミドストは結構苦手分野なんですが(汗)私のロッドアクションでも簡単にロールアクションが出せてオートマチックにテールはピリピリとした微振動で動いてくれるのでヴィローラはリグを操作するアングラ-の技量を補助してくれるギミックが満載に詰まったワームです!!
ほんと小刻みに動くVテールのアクションがヤバいです!!
ハマると数、サイズともに爆発力のあるワカサギパターン、春を感じたいなら狙うっきゃないですよ~
タックルデータ
スピニングロッド 62LS
スピニングリール2000番H
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×4 0.6号+アバニ エギングプレミアムショックリーダー6ポンド(バリバス)
ルアー ディーブローシャッド58SP
スピニングロッド 60UL-S
スピニングリール2500
ライン アブソルートMGフロロカーボン3ポンド(バリバス)
フック 0.6~1.3ジグヘッド#2
ワーム ヴィローラ
2020年04月08日
冬の相模湖修行:馬場孝介
皆さんこんにちは!今回のレポートは去年の年末~今年の冬に通った相模湖釣行をレポートしたいと思います。
まず日頃通っている房総フィールドと相模湖の違いとして、房総の湖に比べて水質が非常クリアレイクなのと川筋によっては上流部なのに水温が本湖より高いこと、亀山ダムの場合は山から距離の近い川筋がほとんどのため、暖かい雨が降る意外は直に冷たい水が流れ込んでくるため通年を通して本湖より水温が高い事はありません。
更にメインベイトであるワカサギの量が非常に多く、魚探の映像でも群れがよく映り、ワカサギ釣りをしている方も頻繁に釣れているので思っていた以上にワカサギレイクであるように感じました。
相模湖でメインにしていた釣り方は近年冬の相模湖の釣果で目立っているパワーフィネスで、年末の釣行の際はワカサギの多いエリアを探してベイトとリンクしている周辺のカバーとレイダウンを重点的に探りました。
その時に大曲というエリアにあるレイダウンに数匹のバスがサスペンドしており、冬の時期に見えバスがいたのに驚きましたがさすがにニュートラルだったようで一通りの方法でアプローチしましたが口は使ってくれませんでした。
少し下った所にあるレイダウンで待望のバイト!しかしこれはファイト中にフックオフ…その後は本湖までエリアを変えてワカサギの群れの反応があるエリアの岩盤+倒木にアプローチして2度目のバイト!今回も倒木に絡まれましたが何とかキャッチ!!
釣れた際に使用したのが「D- jig Cover 3.3g」で特質すべきは3.3gのウェイトに対してスモラバのヘッド形状がとても小さいのでレイダウンの特にV 字になっている枝の分かれ目からスモラバを回収する時にスタックしにくく、カバーすり抜けもとても良いためストレスなく使用することのできるスモラバです。
ラバーのカラーもクリアレイクなのとベイトフィッシュを意識して「クリア/シルバー」を選択、レイダウンにラインを引っ掛けて徐々にレンジを下に刻んでいき2m前後中層のバイトでした。
長さはそこそこでしたが体高のあるコンディション抜群の魚でした!
次の釣行が1月の中旬でさすがに寒さも増して厳しくなっている状況…前回の釣行で反応の良かったエリアに行くもワカサギもあまりおらず、本湖に向かうも荒れていてワカサギの群れが散ってしまったようで反応なし…そうこうしている内にあっという間に下船時間に…最後に入ったポイントは去年にできた崩落で沖の倒木に「D- jig Cover 3.3g」でアプローチ!枝に引っ掛けて1mほど刻んだ所で違和感を感じたので間髪いれずにフッキング!!下船ギリギリで何とか魚をキャッチ!
今回も「D- jig Cover 」に助けられました!!
冬の相模湖釣行は紙一重の展開が多かったですが、亀山ダムとも釣れる雰囲気が違うため非常に勉強になります。これからも通って経験値を上げたいと思います。
タックルデータ
スピニングロッド70H
スピニングリール2500H
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8
D- jig Cover 3.3g+ディトネーター
2019年12月24日
今年の総決算!2019年振り返って…:馬場孝介
皆さんこんにちは!1年早いもので気付けばもう年末に入り2019年も終わろうとしています。今回で今年最後のレポートになるのでこの機会に1年を振り返りたいと思います。
今年は青木プロが「BASS MASTER OPEN 」に参戦していて多忙だったのと国内有数のビッグタイトル「バサーオールスタークラシック」が来年に延期になるなど色々な出来事が重なってブースで行うイベントは去年に比べて少なかったです、それでも今年で5回目になる青木大介×キャスティング岩槻インターCUPは台風の影響も心配されましたが無事開催されました。
今回も大勢の方に参加していただき「トキタボート」「松下ボート」の2店舗からの出船となり、去年と同等かそれ以上の参加人数となりました、台風で濁りも残り、タフコンディションでしたがそれでも多くの魚がウェインされて非常に盛り上がりました。
今年はイベントが少なかった分、去年以上に多くのフィールドに足を運ぶ事が出来て、その中でも特に印象に残ったのが相模湖釣行です。
GWに初めて湖に浮いたのですが、今年も多くのDSTYLE製品発表されてる中で プロトの「SVSB」を使用して多数のビッグバスが好反応!!
SVSBのポテンシャルの高さには驚かされました。
お盆休みに訪れた時は「マイティストレート3.8」のサイトがハマり相模湖モンスターを捕獲!「SVSB」「マイティストレート3.8」が今年のサイトフィッシィングおいて強力な武器になりました。
房総チャプター
南千葉チャプター
東京チャプター
新利根チャプター
チャプター関連の大会にも積極的に参戦!今年は「房総チャプター」「南千葉チャプター」「東京チャプター」「新利根川チャプター」に参加、結果の良し悪しはありますが、全く性格の違うフィールドで一から探り直す展開は新鮮でした。ただ後半は台風の影響でフィールドコンディションが激変することが多く、上手く対応出来なかったことに悔いが残ります、もっと対応力をつける事が今後の課題ですね。
H- 1グランプリにも参戦!5月に開催された亀山ダム戦では参加人数は170名以上!「レゼルブJr.」を使用した高速巻きでフィーディングフィッシュを釣ることに成功!この魚のおかげで5位入賞する事が出来ました。
NBC関連の大会が終わった後はボート店が主宰するローカルトーナメントに参加!何故かシーズンオフから調子が上がってくるというスロースターターぶりですがフィールドの状況を捉える事が出来て優勝することができました。
今年は内容の濃い釣行や大会が多く、本当に良い経験のできた1年でした!この経験を2020年に活かせるように来年も頑張っていきたいと思います。
2019年12月21日
「トキタグランドチャンピオンシップ2019」参戦記:馬場孝介
先週の日曜日にトキタボートで開催された「トキタグランドチャンピオンシップ2019」に参戦してきました。この大会を簡単に説明すると今年トキタボートで開催された大会の「上位3位」までとトキタ平日大会の年間順位が10位までの方、去年のグランドチャンピンオンシップの優勝者のみに参加権利が得られる大会で去年は権利をとることが出来なかったので不参加…今年は早い段階で権利を取ることが出来ました。
そして毎年のグラチャンにゲスト参戦として青木プロに亀山ダムにお越しいただいてるのですが、今年は前日プラまで入ってくれてガチ参戦していただきました。
普段取材で14ftに乗っている姿を拝見しているのでローボートに乗っている青木プロはとても新鮮です。
夜は毎年恒例の前夜祭!トキタボート常連の方々、小森プロ、青木プロ交えて非常に盛り上がりました。次の日が試合なんですが前夜祭は夜遅くまで続きました。
そして試合当日、レギュレーションの説明の後に青木プロからあいさつを頂き、時間になり一斉にスタート!試合中のプランとして朝一のモーニングタイムで小さくとも1~2本釣り(欲をいえばリミットメイク)その後はカバーでキッカーを狙うパターンを考えていました。
ライトリグでメインに使用したのがマイティストレート4.3インチのDSとネコリグで水質がまだニゴッているので、3.8インチではなく4.3、ワッキー掛けにすることで水押しを強くしてアピール力を
強くさせたかったのと、ネコリグは逆にスローに誘いたかったので軽量のネイルシンカーを使用、更に線の釣りで2.9インチのシャッドテールをリグッたライトキャロ、この3つをメインにローテーションしていきました。
朝一に入ったポイントは「KOMORlCUP 」の時も調子が良かった「サッタ下」というポイント、前日のプラでもベイトが絡んでいてリミット場にはちょうどよいと考えていたのですが…朝の1時間で怒涛バイトがあり、3本釣るもなんとすべてのサイズが24㎝(キーパーサイズは25センチ)
こうしてモーニングバイトを無駄にしてしまい、流れを変えようと予定を変更してカバー打ちをするもカバーも反応なし…そうこうしている内にあっという間に時間が過ぎて11時までノーフィッシュ、一気に流れを変えるためにエリアを東に移動しました。
移動したエリアは「医院下」東側のボート店でも大会が開催されているようで浮いているボートの数も多かったですが既に行く場所もなかったので粘りの選択、空いているポイントに入ってしばらくしてマイティストレート4.3インチDS で500gが釣れて一匹目、更に沖に浮いていたボートがいなくなっていたので沖の沈み物にシャッドテールワームのライトキャロをキャストして沈む物に絡めていくと300gが釣れて2匹目、再度沖に舟が集中したので一匹目が釣れたポイントに入り直して3匹目となる300gが釣れてリミットメイク!
リミットが揃ったのでサイズUP狙いで移動、カバーは反応がなかったのでこれ以上はやらず最後に釣れた魚が崩落絡みだったので似たようなエリアをランガンしてとある崩落にマイティストレート4.3インチDSをキャストするとフォール中にバイト!この魚が700g あり、キッカーになって300gと入れ替え、更に近くにある崩落でもう一匹追加するも入れ替えサイズではなかったのでリリース…残り時間も帰着を考えるとギリギリだったのでここで終了となりました。
3本で1505g、朝の最悪の展開から考えると上出来の結果です。
青木プロの検量!
久しぶりの亀山ダムにもかかわらずスゴすぎです!
そして表彰式
なんとホントに超僅差でしたが優勝する事が出来ました。
「空気読まないと~」大勢の方にいじられましたがそこはご愛嬌と言うことで…
去年権利が取れなかった悔しさもあり今年優勝できて本当にうれしいです。
来年からボート店主宰の大会ができなくなってしまうため、トキタグランドチャンピオンシップも今年で最後になります。大会がなくなってしまうのは寂しいですがどの年のグラチャンも楽しい思い出ばかりです。大会に参加された皆様お疲れ様でした、ゲスト参戦いただいた小森プロ、青木プコありがとうございました。
タックルデータ
スピニングロッド 60ULS
スピニングリール2500
ライン アブソルート3ポンド
モスキートヘビーガード#1
DSシンカー2.7g
スピニングロッド 62ULS
スピニングリール2500
ライン アブソルート3ポンド
モスキートヘビーガード#1
ネイルシンカー0.6
マイティストレート4.3インチ
スピニングロッド63L
スピニングリール2000
ライン アブソルート4ポンド
リーダー3ポンド
フッキングマスターライトクラス#1/0
2.9シャッドテールワーム
2019年12月20日
極寒の「KOMORlCUP2019」参戦記:馬場孝介
今年もトップ50小森プロ主宰の「KOMORlCUP 2019」が開催されました!本来は11月開催予定だったのが台風の影響で延期となり12月7日開催となりました。
大会当日は最高気温が10℃に届かない、しかも冷たい雨とまさに極寒の1日…更に10月終わり頃からの湖の濁りも慢性的に残って非常にタフな試合になりました。
最近の亀山ダムの傾向として、濁りとベイトのレンジの影響でバスの釣れるレンジがとても浅く従来の季節とおりなら7~8mくらいまで徐々にレンジも下がり始めてくるタイミングなのですが、今年は3~5m前後ミドルレンジが良く釣れていて水温も10℃台なのでまだまだ水中の中は秋が続いているように思います。
大会当日が晴れたならミドルレンジのライトリグとカバーの釣りをローテーションしていこうと思いましたが、冷たい雨となり冷たいとはいえ雨パワーがあるのでミドルレンジの魚が動き回って散ってしまい逆に捉えるのが難しくなると判断して雨パワーでシャローに差した魚に的を絞りました。
朝一に入ったのが「月毛沢」の奥にあるインレットとその周辺にあるカバー、台風の影響で多くの浮きゴミが残っているポイントでこの浮きゴミにウイニングクロー3.6インチを打っていくと早々に450gが釣れてシャローに差している魚がいるのを確認。
ワンド+浮きゴミこの2つの要素が重なるエリアを重点的にランガンしていき「柿ノ木下」の小さなワンド+カバーでトルキーストレート4.8インチPFで350gを釣って2本目、更に少し離れた「サッタ下」と呼ばれているポイントのインサイドのカバーでこの日最大となる700gをウイニングクロー 3.6インチで追加して3本目!
早い段階で3本釣れたのでサイズアップを狙いに本湖にある岬のフィーディングに差してくるカバーをランガンしましたがこれは不発に終わり、再度朝に入ったカバーに入り直してウイニングクロー3.6インチで450gを釣って4本目!3匹目以降で時間が掛かってしまいましたがあと1本でリミットメイク、手が悴むほどの寒さでしたがキープキャスト!そして4本目を釣ってからそんなに時間がかからないうちにトルキーストレート4.8インチPFで待望の5匹目!しかし魚とのファイト中にツタに絡んでしまいそのままポロリ…貴重なチャンスを逃してしまいその後バイトを取れずに終了…
4本で1950g、他の人たちも釣れてるみたいで2㎏は超えないとダメかと5匹目をミスってしまったことに凹みましたが…
全体的にサイズアップが難かしかったようで僅差ながら優勝する事が出来ました。
大会終了後は小森プロとゲスト河辺プロのトークショー、更にジャンケン大会と外が暗くなるまでたいへん盛り上がりました!とても寒い1日でしたが大会に参加された皆様お疲れ様でした、今回の大会を主宰していただいた小森プロありがとうございました。
タックルデータ
ベイトロッド 610MH
ベイトリール 8:1:1
ライン ガノアアブソルート12ポンド
フック バリバスプロトフック
シンカービフテキ7g
ワーム ウイニングクロ-3.6インチ
スピニングロッド 66MH
スピニングリール 2500H
ラインPE 1.2号
フック NSS 2/0
シンカー1.8g
ワーム トルキーストレート4.8インチ
2019年12月02日
チャリティートーナメント参戦記:馬場孝介
10月6日にENGINE羽生プロ主宰のチャリティートーナメント「羽生CUP 2019」が開催されました。今回は大会に参戦した内容をレポートしたいと思います。
今回チャリティートーナメントのリミットは1本勝負!亀山ダムは3本戦が多い中で1本戦は珍しいのですが、キッカーに的を絞るとある程度エリアと釣り方は絞られてきます。大会当日はサイズが選びやすい上流のサイトと所々にある崩落のカバー打ちをメインにしていく予定でした。
そして試合当日はサイズ選べることから上流へ向かう人も多く、一旦プレッシャーを避けて中流域から沖の立木や岬の沖に羽モノルアーを通して流していきましたが朝一は風もなくローライトだったので可能性はあるかと思いましたが反応はなく…
ある程度流し終えてから上流に向かい、ちょうど中流域 と上流域の水質の境目で小規模ながらボイルしているエリアを発見!!何通りかのアプローチで迷いましたが水深が2~3mなのと適度な濁り、
台風の影響で新しく流木などが流れ着いたエリアだったので流木に絡めながらスピーディにサーチできる「ディーブローシャッド62SP」を選択!
ディーブローシャッド58SPに比べて若干ながらルアーのボディサイズがアップしているのでベイトフィネスでも投げやすく、ベイトフィネスで扱うことでスピニングのライトラインよりワンランク上の8~10ポンドを使ってルアーを操作することができます。
「ディーブローシャッド62SP」でボイルしていた周辺を探りつつ流していき、流木に軽くスタックしたのでロッドをアオりルアーが外れてヒラを打った瞬間に引ったくるようなバイト!!何度か木に巻かれましたが何とかキャッチ!スピニングタックルだったら巻かれてアウトでした…この魚が850gでとりあえずリミットメイク。
その後はサイズUPを狙って折木沢上流へ向かいましたが前日の雨の影響か水質が悪く、バンク際のシャローしか澄んでいません。バスもあまり見えないで唯一見えて反応したバスをSVSBのフォールで誘い追加するも入れ替えサイズには届かず…
しばらく待って水質が回復しないか粘りましたが良くなる気配はなく諦めて移動、当初の予定通り崩落系のカバーをランガンしていきましたが最初に釣った魚以上のバスを追加することは出来ませんでした。
ほぼ狂いなく850g
今回上流が不発だったのと他のエリアも中々厳しかったようで最初に釣れた魚のおかげで優勝する事がが出来ました!
まだ台風の影響が残る亀山ダムですが、今回チャリティートーナメントに参加したことで少しでも亀山ダムの手助けなれたらなと思いました。大会を企画していただいた羽生プロ、大会に参加された皆様お疲れ様でした!
タックルデータ
ロッド ベイトロッド 63L
リール ベイトリール7:1:1
ライン ガノアアブソルート8ポンド
ルアーディーブローシャッド62SP
2019年11月14日
房総チャプター最終戦レポート:馬場孝介
9月25日に房総チャプター最終戦が開催されました。
まず大会前の状況として10日前に台風15号が関東に上陸、各地で大きな被害がでましたが亀山ダムでも大雨と強風の影響で各所崩落が発生して場所によっては風景が一変してしまったエリアもありました。
崩落で舞った土砂の影響で濁りが中々取れない状態…こうなってくるとカバー周辺の反応が良くなるわけですが、今回の状況で特に活躍してくれたのがトラスタ-3.8インチです!
カラーはシルエットのハッキリ解るブラックといった強めのカラーに反応が良く、シンカーも3.5~5g前後の軽めのものを使いバスの目の前をゆっくり落とすことを意識してアプローチ!
ディキャプチャー4.8インチはトラスターと逆で抵抗の少ない形状をしているのでカバーへ「ストン!」と素早く落としてからの数回のリフト&フォールでリアクションバイトを誘う釣り方に好反応、トラスタ-とローテーションで使い釣果を伸ばす事が出来ました。
また台風の影響で舟が出せない日が続いたことで一時的にプレッシャーがリセットされて本湖の岬などでボイルが多発、これらの魚を表層で浮かせて釣る場合はヴィローラのノーシンカー、中層を狙う時はディーブローシャッド62SPと使い分ける事で魚からの反応も非常に良かったのですが、日に日にプレッシャーもかかり大会直前にはいつもの気難しい亀山ダムへ戻っていました…
そして本番、濁りを敬遠して東側に人が集中するだろうと予想して朝一は西側へ!こっちは土砂濁りが強く水質はあまり良くないですが新しいできた崩落に着いている魚を狙い、トラスタ-3.8インチの5gリーダーレスDSで打っていき釣りはじめて1時間ほどで900gフィッシュ!!
その後、ミスもあったものの約300gをカバーからトルキーストレート3.8インチのパワーフィネスでキャッチ!ここら辺から魚の反応がなくなったので西側に見切りをつけて東側に移動。
時間配分から残り時間を猪川で粘り、SVSBのサイトで約600gを釣ってリミットメイク!そのあとどうしても300gを入れ替えたく時間いっぱいまで粘るも魚を追加することは出来ず3本キッチリで終了となりました。
3本1780gで12位
最終戦が終わり年間順位は5位でフィニッシュ!今年は第3戦でハズしてしまったので残す試合は1つでも年間順位を上げられるように頑張りました。来年は色々と湖上の状況も変わり、また探り直しになってしまいますが、更に年間順位を上げられるように頑張りたいと思います。
タックルデータ
ロッド 70Hベイトロッド
リール 8:1:1ベイトハイギア
ライン ガノアアブソルート12ポンド
フック 5gリーダーレスDS 3/0
ワーム トラスタ-3.8インチ
ロッド 68MHスピニングロッド
リール スピニングハイギア
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.2号
フック N.S.Sフック 1/0
シンカー ネイルシンカー1.8g
ワームトルキーストレート3.8インチ
ロッド 64MLスピニングロッド
リール スピニングハイギア
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×0.8号
フック パワーベイトフィネス#2
ワーム SVSB
2019年10月11日
猛暑の亀山ダムレポート:馬場孝介
今年は長雨が続いたりと水温も例年より低い状態が続いていましたが、8月に入ったあたりから猛暑が続いて亀山ダムの水温もみるみる上昇、減水も進みました。
朝一の段階で水温は30℃超え…
減水は約1.5mほど…
高水温に減水とバスのポジションが沖にむく条件が整い更にワカサギの酸欠も始まったので朝一はワカサギにフィーディングしているバスに狙いを絞ってヴィローラのジグヘッドリグのミドストで狙います。
魚探にワカサギの反応の良い所、目視ではボイルが頻繁に行っている所ほど魚影も濃いため、そういった所を重点的に粘って釣りをした方が釣果に繋がります。朝一はまだ表層に反応があるためレゼルブ、ヴィローラのノーシンカ-、表層に反応が悪い時は軽めのジグヘッドを使用して少しレンジを下げたミドストが有効です。
浮いているのは全部ワカサギです。
死んだワカサギを狙ってトンビも集まってきます。
日が昇り日中になると更に水温も上がり弱っているワカサギは死んでしまうのですが、死んだワカサギをバスは補食せず、トンビが集まってくる分、バスは警戒して表層への反応が悪くなります。ここで立木、岩盤といった縦ストパターンに釣りを変えます。
縦ストパターンで使用するリグはマイティストレート3.8インチと4.3インチ2種類のDSですが、立木などで使用する事が多いのでベイトフィネスタックルでも扱いやすい4.3インチを使用する事がほとんどです。
DSシンカーは2.7g~5gを使用してなるべくストン!と素早くフォールさせることでリアクションで誘う釣り方でバイトはファーストフォールに集中してバイトがない場合、一旦ボトムまでフォールさせる→ボトムで数回誘いをいれる→ミドスト気味でリグを回収する、特に回収中に引ったくっていくようにバイトしてくるバスはサイズが良い事が多いので気が緩めません!こんな感じで1ヵ所で粘らないでテンポよく回って行った方が釣果に繋がります。
9月になり水温も少しずつ下がって秋の気配も感じてきましたがまだまだ残暑は続きそうなので日によっては夏パターンが有効な日があると思います、ぜひ試してみて下さい!
タックルデータ
ロッド 64ULスピニングロッド
リール 2500番ローギア
ライン ガノアアブソルート3ポンド
フック ジグヘッド ゲンテン#0.9~1.2g
ワーム ヴィローラ
ロッド 67Lベイトロッド
リール ベイトリール8:1:1
ライン ガノアアブソルート8ポンド
DSシンカー2.7g~5g
フック フッキングマスターパワーベイトフィネス#3~#2
ワームマイティストレート3.8
マイティストレート4.3
2019年09月04日
房総チャプター第4戦参戦レポート:馬場孝介
7月3日にNBC房総チャプター第4戦「ノリーズCUP」に参加してきました。
7月になり毎年恒例のアオコも出始め表層の水質悪化によりエリアによってはオイカワ、ワカサギが表層に群れていて、これらのベイトにフィーディングしているバスにプラではヴィローラのi字引き&トゥイッチが効果的でi字引きでバスを寄せてトゥイッチで口を使わせる誘いでボイル自体は少ないものの良型をキャッチ!
上流部ではアオコ水と上流から流れ込んでくるカレントの境目が魚影が濃く、SVSBを岩盤にフォールさせたり、見えバスには枝などに引っかけてチョウチンによるアプローチで反応を得られたり、特にアオコが発生して水が悪くなったことでフォール中の波動が強いSVSBへの反応がとても良く、バイトを連発させることが出来ました。プラの感触から本番はとにかく水質の良いエリアをランガンして、フィーディングでリミットを揃えてキッカーは上流サイトのプランで決まりました。
そして本番、プラ中は雨模様だったのが当日は雲りで水質はよりアオコが濃くなっており、上流も雨で効いていたカレントが弱くなったことでアオコ水と上流の水の境目が曖昧になっていてプラ中よりも状況は厳しくなっていました。
朝一は「医院下」に向かい奥にあるインレットの流れが当たるカバーと周辺の水質の良いポイントに溜まっているベイトへフィーディングしているバスを狙いましたが上記とおり水が悪くフィーディング狙いは不発…次にカバーの釣りにシフトしてトラクター3.8インチ5gリーダーレスDSを竹のレイダウンに打っていき「850g」「700g」と 立て続けに魚をキャッチ!その後反応がなくなったので別のカバーへ移動して今度は浮きゴミをギル系ワームの3.5gTXのフォールメインで打っていくと「600g」を追加してリミットメイク!!最終的にこのエリアで8本のバスをキャッチすることができてウェイトを2㎏台までもってこれたのでキッカーを狙いに上流へ移動
まずは「猪ノ川」に向かいサイトしながら進むも魚が全然おらず諦めて下っている所で上がってきたバスを発見したので様子を見ると深みがある岩盤に沈んでいったので少し先へSVSBをキャストして岩盤へフォールさせると一旦ボトムついたラインが止まった直後に勢いよく走ったのですかさずアワせるとこの魚が「750g」で「600g」と入れ替えして少しウェイトUP!次に「折木沢上流」へ向かうもこっちの川筋は人も多くプレッシャーが高めで数回チャンスがあったものの入れ替えサイズを釣ることが出来ませんでした。
3本で2303g、流れが止まって数日たったタイミングでタフな試合でしたが何とか入賞する事が出来ました!!
残す試合は泣いても笑っても最終戦のみ…悔いが残らないように精一杯頑張ります!
タックルデータ
ロッド ベイトロッド70H
リール ベイトリール8:1:1
ライン アブソルートMGフロロカーボン14ポンド
5gリーダーレスDSフック3/0
トラクター3.8インチ
ロッド スピニングロッド64ML
リール スピニングリール2500H
ライン ノガレスデッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 0.8号
フック ノガレスフッキングマスターパワーベイトフィネス#2
SVSB
2019年08月20日
亀山ダムつばきもとオープン第1戦参戦レポート:馬場孝介
つばきもとオープン第1戦「村川勇介CUP 」参戦してきました。
前日に大雨が降り、桟橋の繋ぎ目がズレてしまうほど水位上昇して上流部からは濁りが入ってきている状況。
当日は東側メインでインレットをランガンしていく予定で折木沢上流をメインエリアと考えていたのですが、スタートして上流に進むにつれて濁りが強くなり、思っていたよりも水色は回復しておらずまだ上流に行くタイミングではないと考えて途中にある「水揚場」というエリアにあるインレット周辺から釣りスタート!
昨日の雨でインレットから浮きゴミが流れてきていたので、その間を掻き分けながらトルキーストレート4.8インチカバーネコ、カラーは「チャートリュース」濁りにめっぽう強いカラーで600gを釣り1本目、今回の大会は2本戦なので幸先よく釣れはしましたが少し物足りないサイズ…
その後はもう1つのインレットに入っていた先行者がいなくなったので入り、インレットへSVSBノーシンカー、カラーは「サクラバグ」を流れにのせてドリフトさせるとラインが走り、何回かカバーに潜られましたが何とかキャッチ!この魚が850gとナイスキーパーでリミットメイク、更に1本目を釣ったインレットに入り直して今度は距離をとってインレットへスイムベイトを直撃させてスイミングさせるとモンドリバイト!!この魚がキッカーとなる1436gで600gと入れ替え、2本で2300g台と大幅にウェイトを伸ばす事が出来ました。
程よく時間経過したタイミングで上流部に進みましたがそれでも濁りは強くカフェオレ状態…
クランクで流していくと反応はありますが横の動きだとミスバイトも多く、サイズUPならず…
この水色でもアピール力が伝わるようにシルエットとトリプルテールで波動の強いトラクター3.8インチのリーダーレスDS、カラーは「ブラック」で流れのヨレを打って行くと連続バイト!数匹釣った後に明らかな入れ替えサイズを掛けるもファイト中に何故かフックオフ…最大のチャンスを棒にふってしまい意気消沈で終了となりました。
2本で2302g、ほぼ計測通りのウェイトで800g台を入れ替え出来なくて優勝は厳しいと思いましたが…
早い段階で釣れた1400g台の魚のおかげで優勝&ビッグフィッシュ賞をいただきました!!
試合の中で変化の激しい1日でしたがエリアに入るタイミング、ルアーのアピール力の強弱1つでもズレていれば優勝には届かなかったと思います、そういう意味では非常に勉強になる試合でした。
タックルデータ
スピニングロッド 68MH
スピニングリール 2500HG
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.2号
フック N.S.Sフック1/0
ネイルシンカー1.8g
ワーム トルキーストレート4.8
スピニングロッド 64ML
スピニングリール 2000HG
ライン デッドオアアライブフィネスマスターPE×4 0.6号
フック フッキングマスターベイトフィネス#2
ワーム SVSB
ベイトロッド 70H
ベイトリール8:1:1
ライン アブソリュートMGフロロカーボン14ポンド
5gリーダーレスDSフック3/0
ワーム トラクター3.8インチ
2019年08月08日
H-1グランプリ亀山ダム参戦レポート:馬場孝介
だいぶ遅くなってしまいましたが5月25日に開催されたH-1グランプリ亀山戦の内容をレポートしたいと思います。
5月下旬ということで朝はまだ冷え込みが残り、日中になると気温は急上昇するという寒暖差の激しいタイミングであり、バスの状況も今年はスポーニングの進行が遅かったのでアフターからポストスポーンと色々な状態の魚が混在していてどの魚を狙うかで釣り方も変えていきました。
アフター系の魚は上流部に多く確認できましたが、朝はカレントを好んでおらず流れの当たらないインサイドや上流より少し下ったサンドバーに待機している状態で日が昇って水温の上がるタイミングで浮き始めるので、朝のサンドバーに待機している魚をクロールアップのクランキングで狙い、インサイドにいる魚にはレゼルブJr.の高速巻きでオイカワなどの稚魚を散らしてバスにフィーディングスイッチをいれさせてバイトに持ち込む事が出来ました。
ポストスポーンのバスで一定のエリアにロックしているような魚にはオーバーハングがあれば虫系ハードベイトルアーのチョウチンで狙い、岩盤エリアなどのオープンの場所では板オモリを貼った虫系ルアーのスローフォールでアプローチしていきました。このような感じでいくつかのパターンを掴んでいてあとは当日のプレッシャーと魚の浮き始めるタイミングにアジャスト出来るかどうかがキーになる感じでした。
そして本番、参加者なんと170名以上!!更に日曜日ということで人為的プレッシャーもMAX…こうなると朝一のフライト順がとても重要になるわけですがまさかの1~4番フライト中の3番でスタートダッシュは完全に出遅れる始末…
朝一向かったのは折木沢ボート店前に広がるサンドバーのシャローフラットでそのインサイドをレゼルブJr.で流しながら上流方面に流していき「砂淵」というエリアでインサイドでボイルが始まり、フルキャストで届く位置だったのでレゼルブJr.をボイルに直撃して高速巻きすると水面を割ってバイト!この魚が850gと幸先よく釣れ、更に流していき「太淵」というエリアのアウトサイドの岩盤を上流部でも特に水深のあるエリアなのでアピール力をあげるために他のハネモノルアーにチェンジして岩盤へキャスト、スローリトリーブでなるべくゆっくり誘っていくと岩盤から離れた沖の方でバイト!これが約650gと早い時間帯で2匹釣ることが出来たのでもう少し日が昇ってから入る予定だった通称「プール」というエリアの様子を見に行きましたが、フライト順の早かった他の選手で想像以上に混雑していたので断念して下る事にしました。
朝一に流し始めたサンドバーまで戻ってくると何匹かの見えバスが目視でき、その内の1匹は一定のエリアを回るように回遊していたので回遊ルートに合わせてシンキングチューンした虫系ハードベイトルアーをフォールさせて誘うと数回のミスバイトはありましたが3回目のバイトでフッキングに持ち込む事ができて600gを追加してリミットメイク!この時点でウェイトは2㎏前後、更なる入れ替えをするために人の多い「プール」を諦めてもうひとつの川筋である「猪ノ川」へエリア移動しました。
猪ノ川は意外と他の選手が入っておらず最上流部までプレッシャーはあまりかかっていませんでしたが、流れにさしている魚に数回チャンスはあったものの口を使わせる事が出来ず、時間だけが経ってしまい仕方なく下りながら流していくと猪ノ川下流の崩落に数匹のスクールを発見!ハング下に入った所で虫系ルアーをチョウチンして空中~水面直下で誘いのアクションを入れて1番ルアーに興味を示した所でルアーを水中に入れると躊躇なくバイト!この魚が800gで600gとの入れ替えに成功、帰着50分前の出来事でした。
最終ウェイトが3本で2290g、5位に入賞する事に出来ました!!
170名以上の人数で入賞出来て嬉しいですが、日頃亀山ダムをホームとして釣りをしているだけに悔しい結果でもあります、来年は優勝を狙って更に頑張りたいと思います!!
タックルデータ
・スピニングロッド 60ULX
・スピニングリール 2004 H
・ライン デッドオアアライブフィネスマスターPE×4 0.6号+フロロリーダー6ポンド
・レゼルブJr.
・リアフック ノガレスゼロフリクショントリプルフック#12(ショートバイト対策)
・スピニングロッド64ML
・スピニングリール2500H
・デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 0.8号
・虫系ハードベイトルアー
・ベイトロッド610MH
・ベイトリール7:1:1
・デッドオアアライブ12ポンド
・ハネモノ系ルアー
2019年05月08日
房総チャプター開幕戦レポート:馬場孝介
皆さんこんにちは、今年もついに房総チャプターが始まり、開幕戦で4位に入賞する事が出来ました。今回はプラクティス~大会本番まで振り返ってみたいと思います。
今年の亀山ダムは本湖前工事の影響か、とにかく増減水が激しく、雨で満水になったと思えば1m近く減水したりが繰り返されてバスのポジションを掴むのが難しい状態が続きました。
1番安定して魚の反応があったのが「D-1 3.8インチ」を使用したヘビキャロで本湖のシャローフラット手前にあるブレイクをズル引き、水中のストラクチャーにスタックした所でステイさせてスローに誘うことでバイトを取ることができました。
川筋はワカサギの遡上によるフィーディングを意識したバスをヴィローラのジグヘッドのミドストで釣れていましたが朝と夕方の短い時間帯のワカサギ遡上によるフィーディングパターンなので本番で勝負するのは厳しく感じました。
最後はシャローにポジションを移りたいバスのコンタクトスポットになる水深のあるカバー、これに「トルキーストレート3.8」のPF「トラスター3.8」5gリーダーレスDSを使用して増減水が激しいこともあり、垂直岩盤に絡むカバーの反応が良かったです。
そして大会当日、なんと最後にプラした時より-1m減水していて明らかに状況が変わりましたが、朝一は予定通り本湖のシャローフラット「だんだん」と呼ばれるエリアを選択、ブレイク付近をプラから反応の良かった「D-1 3.8インチ」のヘビキャロでアプローチするも減水とプレッシャーの影響か反応はなく、あっという間に2時間経過…ここで本湖のパターンを諦めて移動
日も登ったのでカバー打ちにプランを変更して減水でより反応の良くなったと考えられる垂直岩盤+薄ゴミの絡んだカバーを打っていき、1匹目となる300gを「トルキーストレート3.8」のカバーネコで釣り、その後は「柿ノ木下」と呼ばれているエリアにある水深のあるカバーにホッグ系ワームのTXで打っていき立て続けに500g、400gを釣ってリミットメイク。
300gを入れ換えるためにランガンして大幅にエリアを変え、亀山ダムの東側へ移動「カラス宿」のアウトサイド垂直岩盤一帯を打っていき、垂直岩盤+レイダウンの複合したカバーへ「トルキーストレート3.8」PFのカバーネコをレイダウンに引っかけてシェイクしながらレンジを下げていくと水面から1mほどのレンジでバイト、PFだったので直ぐにレイダウンから魚を離してボート際まで寄せてネットイン、これが自分にとってのキッカーフィッシュになる1020g、プラ中にキロフィッシュは1本も釣れていなかったのでマジで嬉しかったです。
300gの入れ替えに成功して更なるウェイトアップを目指しましたがこれ以上の魚を釣る事が出来ず終了となりました。
3本で1970g
初戦でコケてしまうと年間優勝の可能性もなくなってしまうので開幕戦の入賞はとても嬉しく思います。今回のチャンスが活かせるように次戦も頑張ります。
タックルデータ
ロッド スピニングロッド 68MH
リール 2500番台 ハイギア
ライン デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.2号
フック N.S.Sフック#1/0
シンカー ネイルシンカー1.8g
ワーム トルキーストレート3.8 インチ
ロッド ベイトロッド 70H
リール 8:1:1ハイギア
ライン デッドオアアライブ12ポンド+フロロリーダー10ポンド
フック ノガレスフッキングマスターリミテッドエディションヘビークラス#1/0
シンカー TXシンカー14g
ワーム D-1 3.8インチ
ロッド ベイトロッド610MH
リール 7:1:1 ハイギア
ライン デッドオアアライブ14ポンド
フック ノガレスフッキングマスターリミテッドエディションヘビークラス#3/0
シンカー TXシンカー5g
ワーム トラスター3.8インチ
2019年03月04日
厳寒期の房総リザーバーで冬修行その(2):馬場孝介
前回は亀山ダム中心の内容でしたが、今回は豊英ダムに釣行した時の内容をレポートしたいと思います。
約1年ぶりの豊英ダムですが、どうしてもハイシーズンになると大会などの理由から亀山ダム中心の釣行になってしまうため中々足を運ぶことの出来ない釣り場であり、オフシーズンに訪れる際はとても楽しみなフィールドです。
事前の情報として釣りにくる数日前にヘラブナの放流があったらしく、この放流で活性が高くなっている事を期待してシャローを中心に1日ランガンしました、まずは放流場所であるボート店周辺のカバーから探っていき、ちょっとした崩落場へ「ウイニングクロー3.6インチ 5gTX」を打ち込み、一旦ボトムまでフォールさせて枝に絡めながらシェイクで誘っていると「コン」と明確なアタリが出たのでフッキング
ウイニングクロー3.6 5gTX
低水温期でも確実にアピール出来るように爪のロックは外して動く幅を大きくしています。
冬にもかかわらず丸々としていて放流されたヘラブナを捕食しているのではと思います。
更にボート店横にある竹のレイダウンカバーへ日が昇ってレイダウンの中層にサスペンドしていると考えて「D-jig Cover3.3g+D-1 2.2インチ」のPFで竹にラインを引っかけてシェイクしながらレンジを刻んでいくと一瞬ラインテンションが消えたので、すかさずアワせると…
思っていた以上の魚体で何回かレイダウンに絡まりながらもランディングに成功
今年初の50UPいただきました~
レイダウンの中で掛けましたがこうした場所からでも強引に魚を引っ張り出すことが出来るのがPFの強みですね。
午後からは水温が上昇したので川筋方面に向かい魚探の反応を見ながら上流を目指します、魚探の映像ではヘラボールが確認出来たりと本湖に比べて生命反応も良く、そんな中で上流手前の垂直岩盤+薄ゴミカバーに「D-jig Cover3.3g+D-1 2.2インチ」でアプローチ
こっちのカバーも中層シェイクで最初は探り、一旦ボトムまで落とし込んでから再度中層で誘い直そうとリフトしている最中にバイトしてきました。
D-jig Cover3.3g+D-1 2.2インチ
ヘッドから2関節目をカット
断面でラバーを押し広げます。
今回D-jig Coverのトレーラーで使用したD-1 2.2インチですが、ヘッドから2関節目をカットして断面積を広くして、ラバーとトレーラーワームの触れる面積を広くし、ラバーを押し広げて強制的にフレアさせてアピール力UPを狙いました。
この後も上流部をランガンしましたが追加出来ずこの日は3本で終了、釣れた魚はどれもコンディションが良くて豊英ダムのポテンシャルの高さを実感することが出来ました。
もうすぐ本格的にシーズンインになります、今回の冬修行の成果が出せるように頑張りたいと思います、
タックルデータ
スピニングロッド 68MH
2500番台 ハイギア
デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 1.2号
D-jig Cover 3.3g+D-1 2.2インチ
ベイトロッド 70H
ベイトリール ハイギア
ノガレス デッドオアアライブ14ポンド
オフセットフック3/0
TXシンカー5g
ウイニングクロー3.6インチ