夏場に入り暑い日が続いている大江川。
前回のレポートではレゼルブjrのいなっこパターンをご紹介しましたが、水温が上がってくるとともにバスの食性も少しづつ変化していきます。
高水温で動きにくくなったバスは朝夕のフィーデングタイム以外は、早い動きのルアーに対して反応が悪くなっていくことがほとんどです。
そして例年、梅雨明け以降はいなっこの代わりに大江川で多く生息するテナガエビを捕食するバスの割合が増えていきます。
いわゆるエビパターンというとホッグ系ワームやポッパーなどが思い浮かびますが、自分がこの時期の大江川でよく使用するのはマイティーストレートのダウンショットやネコリグ。
その理由として、テナガエビは他のエビと違って特徴的な長い鋏脚があり、その全体が細長いシルエットにマイティーストレートの3.8&4.3がマッチする為にバイトを誘発しやすいのです。
さらにマイティーストレート特有の食わせに特化したボディシェイプだからこそ、多くのアングラーにプレッシャーを与えられた大江川バスも口を使ってくれるのだと思います。
(マイティーで釣ったバスから出てきたテナガエビの鋏脚)
使い方としてはどちらもちょい沖のブレイクやハードボトム、水通しの良い杭周りなどをボトムまで落としてシェイクしながらズル引きするイメージ。
ダウンショットとネコリグの使い分けは障害物が多く根がかりしやすい杭周りなどの場所はダウンショット、根がかりが少ない沖の地形変化はフッキング率を優先してネコリグを選択します。
テナガエビ食いのバスは回遊して居場所が日々変わるいなっこ食いのバスと違って、居るエリアが短いスパンで変わりにくいという特徴があるのでエリアと釣り方が合うと短時間で連発するチャンスもあります。
大江川のテナガエビパターンは春〜晩秋まで使えるパターンですが、なかなか釣れない夏の高水温期にこそ輝くので是非お試し下さい!