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トップページ > REPORTレポート > 冬のKOMORICUP2025、ギーラカンス3インチを駆使して準優勝!:馬場孝介

今年もTOP50小森プロ主催の『KOMORICUP2025』が真冬の亀山ダム、トキタボートさんで開催されました。

 

 

去年と同じ2月のタイミングなので桟橋もバキバキに凍っています。1月下旬〜2月中旬くらいが亀山ダムの冬の底といった感じで水温は朝一6℃台から日が出て大体7℃台、1年で1番厳しい時期になります。

バスが口を使う時合もシビアですが朝一は特に活性が高く、冬の亀山ダムは出船時間が7時なのでそこから大体8時半くらいの太陽が完全に上がる前に釣れるかどうかでその日の釣果に大きく関わります。それ以降も釣れない訳ではありませんがライブスコープの映像を見ても一目瞭然です。

それと最近『ワタカ』の量が増えたことでワタカを意識したバスが多くなり真冬なのに表層付近を回遊していたり、方や10m以上のディープでも釣果が上がっているので個々のワタカのいるレンジにバスが引っ張られてる印象です。

上記のとおり朝一は表層付近でフィーディングしている魚に対して『ヴィローラ5インチ』のホバストでアプローチして数回チェイスがあるものの口を使わせる所まで持っていけず…朝は活性が良いといってもそこは真冬…簡単ではありません。

そこから日も昇って表層の魚っけもなくなり朝の時合を完全にハズしてしまったので今度はディープのフィーディングに狙いを変えます。狙いは10m前後の立木エリア、比較的小さめのワタカの群れは立木や崩落といったディープのストラクチャー周りを固まって泳いでいるのでそうしたベイトにサイズ感を合わせてプロトの『ギーラカンス3インチ』5gリーダーレスDSを立木に絡めてストしながらスイミングさせていると立木からバスが浮いてくるのをライブスコープ画面で確認。

 

 

ギーラカンス3インチ!!

ストを止めて立木にルアーをもたせてシェイクしているとルアーとバスが重なり、その直後にバイトが出たのですかさずフッキング!引き抵抗からサイズが悪くないのは分かったので慎重に寄せるもネットが絡まって使用出来ず久々にハンドランディング(笑)この時期でとても貴重な900gを釣って1本目!

その後は似たような水深にある立木をランガン、しかしこれからといった時に風が強くなって精度のよいアプローチが出来ず時間だけが過ぎていき帰着1時間を切ったタイミングで最後に1本目が釣れたエリアに入り直しギーラカンスで同様にアプローチするとバスが浮いてきて今度はスイミング中にバイト!

 

今回はネット使えました(笑)

帰着ギリギリの貴重なバイト、ドラマ魚か!?と期待しましたが、ほとんど抵抗もなく上がってきたのはまさかの200〜300g台…とはいえ冬の追加の魚はありがたいので嬉しい1本!急いで戻って2本のウェイン。

 

2本で1150g!最後の1本に助けられ2位!!

 

リミットメイクされた方もいましたが全体的に厳しくウェインは10名ほどでまさに厳寒期の大会、優勝された方は5mミドルレンジをDSで釣って1255gで優勝!サイズのよい魚は少し浅めのレンジにいましたね。

 

今回活躍してくれた『ギーラカンス3インチ』厳寒期のリザーバーでこれだけバスを寄せられてバイトに持ち込めるワームは中々なく確かなルアーパワーを感じる事が出来ました。これは製品版が待ち遠しいですね!!

 

タックルデータ

ブルートレック71MH-PF

アルファスエア8:6:1

アブソルートPE1.2号+フロロカーボン12ポンド

リングオフセット1/0+クイックチェンジャー5g

ギーラカンス3インチプロト

 

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