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トップページ > REPORTレポート > 南千葉チャプター第4戦『イマカツCUP』レポート:馬場孝介

 

6月22日に南千葉チャプター『イマカツCUP』が開催されました。

早いもので5戦中の4戦目になるわけですが高滝ダムの状況として5月は梅雨を先取りしたかのように雨の日が多く、その影響かバスの季節進行も遅くアフター状態がダラダラ続く感じでした。

 

 

もちろん回復組もいてそういったバスはシャローフラットで盛んにオイカワを追い回してフィーディングしています。その際に好反応だったのが『スーパーレゼルブ』です。

 

 

使い方はとにかく早巻きで間髪いれずスピードで騙して口を使わせるスーパーレゼルブらしい使い方でこのルアーはとにかく動き出しのレスポンスが良く、それだけ最初の一巻目でルアーが水を良く噛んでくれてルアーサイズ以上のアピール力でバスを引っ張ってきてくれます。

 

 

ベイトフィッシュは食べたいけど速い動きはちょっと…といったスローなバスには『スナックプロップ45』の反応が◎、ルアー表記は『S』スローシンキングですが私的には『SS』スーパースローシンキングくらいゆっくり沈んでいく感じでアフター時期特有の目線の上じゃないと口を使わないバスに反応がすこぶる良く、また主流のシンキングスイッシャーはWスイッシャーがほとんどですが後ろのペラをキャスト時にぶつけてしまうと変形して回らないなんてこともしばしば…そうなるとルアーも真っ直ぐ泳がないのでスナックプロップのシングルスイッシャーはそういったトラブルも少ないストレスなく投げ続けられるシンキングスイッシャーです。

 

 

晴れた日のシェードパターンにはエビソンボーイ!竹のレイダウンの奥に潜んでいるバスにはスキッピングでねじ込む、緩急ついた動きと水押しで気づかせてバイトに持ち込みます。特にシェードの切れ目からルアーが抜ける瞬間がバイトチャンスなので最後まで気が抜けません。

 

6月に入ってからは30℃を超える日も増えて水温も急上昇、アオコも日に日に濃くなり本湖はアオコまみれで上流はクリアと極端な状況、本湖は見るからに水が悪いですがそれでも縦ストに魚が多くついていてこれらのバスにはミミキング6.8のヘビダンとギーラカンス3〜4インチのフリーリグでフルフッキング祭り!まさにサマーパターンといった感じで一気に季節が進行しました。

 

そして大会直前今回は本湖を選択、上流はクリアなものの流量の低下でバスはよりカレントを求めてチャプターエリア外の上流に多く移動したように感じて上流中流域はバスは少なめ、それならストック量の多い本湖をということでの選択でしたが不安材料として大会当日は強風予報で少しでも風が弱まることを願ったんですが…

 

 

予報は的中して大会始まって早々に風強くなり本湖はザブザブで断念…今回強風で大会時短の可能性もあったので移動も悩んで中流域を選択

 

 

このエリアはちょうど本湖の水と上流の水が交わるエリアで前日の魚からの反応も良く、風は吹き抜けるものの本湖ほどではなかったのでこのエリアを中心にフットボール10g+ギーラカンス3インチの組み合わせでフォール〜スイミングでバスにアプローチしていきます。

 

 

今回はスイミングに反応が良くて風に揉みくちゃにされながら何とかリミットを揃えてこの時点で時短の連絡はなかったので小敷谷上流に向かいこちらは風を避けて人が多めでしたが何とか1本釣って少し入れ替えに成功!

 

 

結果は3本1960gで9位、パターン崩壊でしたが総崩れしないで踏ん張れたのがデカかったです。

残すは最終戦のみですが現時点で年間1位なのでいっぱい練習して最終戦もバシッと決めて終わりたいです!!

 

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