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トップページ > REPORTレポート > タフな夏を乗りきる2パターン:小林洋地

例年になく早い梅雨明けが発表された2025年の東海地方と大江川

平年に比べ2週間ほど早い梅雨明けとなり、その後に35℃を軽く超える強烈な猛暑の日々が続きました

雨が少なく急に水温が上がったことでバスのやる気は急激にダウン…

15年近く大江川に通っていますが、おそらく1番タフコンディションな夏だったと思います

そんな中でも朝夕のフィーディングタイムはトップウォーターに好反応!

特に去年から夏場に活躍してくれているのがデュラビティシリーズの「ムシエモン」

 

 

大江川は周囲に水田が多く、田植え後に水が入るとアマガエルなどの小型のカエルが多くなります

バスもこのアマガエルをエサとして強く意識していて、6〜8月にはこれを模したアクションが出来るルアーに好反応

 

 

ムシエモンはこのアマガエルパターンにフィットしたルアーで、水面でドッグウォークさせても良し、岸際の枝や草に吊るして提灯させて良し

おまけにデュラビティ素材によりボディが柔らかいのに身切れしにくいので、カバー際でハードに使用しても壊れにくいのもオススメなポイントです

また、アマガエルパターンとはまた違い大江川に冬以外の通年ベイトフィッシュとなっているのがボラの稚魚であるイナッコ

これはイナッコが発生し始める4月前半から11月後半までの広い期間でバスの捕食対象となるので夏以外でも有効なのですが、7〜8月は高水温の影響もあり朝夕のフィーディングタイムに集中してバイトが出やすくなります

エリアとしてはディープが隣接した水通しの良い広めのシャローがあるところが有望

こういったイナッコパターンでメインにするのは大江川の大定番ルアー「レゼルブjr」

 

 

イナッコパターンの時期ならいつ使っても釣果がありますが、レゼルブjrの最大の利点はスピードのコントロールがしやすいこと

朝夕や曇り雨などの時はただ巻きで、ややハイライトな時やバスがスローな状態では水面シェイクといったように条件に合わせて簡単にアクションのスピードを変えられます

夏は早さにシビアで自分のテンションと合わないルアーを嫌う傾向も強いので、レゼルブjrの汎用性が重要になってくるところでもあります

 

 

前述の通り2025年の夏はタフコンディションでしたが、この2つのパターンにかなり助けられました

年々暑さが厳しくなる昨今ですが、バスの捕食傾向とタイミングを合わせれば必ず釣果に近づくはずです

皆さんも是非お試し下さい!

 

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