10月20日に関東Bブロック大会が高滝湖で開催されて今大会で優勝する事が出来ました!今回はプラ〜本番までの様子レポートしたいと思います。
まず湖の状況は秋になると高滝湖では浚渫工事が始まり1mほど減水します。この状態が来年の春頃まで続くのですが、通常の水位でも比較的浅い高滝湖がさらに浅くなるので魚がメインチャンネルよりの沖に集中していました。
ターンオーバーもおきていて水質がよくなかったので水押しの強いシャッドテールワームのヘビタン、水噛みの良い『ギーラカンス4インチ』のフリーリグ、この2つをメインに回遊している魚や沖のオダについている魚をライブスコープを駆使して釣っていました。
また浅くなったシャローフラットでもベイトとリンクすればフィーディングしているのでそういった魚にはシャッドの出番!1〜1.5mほど潜るタイプのシャッドで手広く探り特に難しいアクションもなくただ巻き、魚はスイッチが入っているので目の前にルアーが通れば躊躇なくバイトしてきます。
プラでは本湖の50UPも登場したりかなり手応えを掴めていたのですが…
(去年の大雨直後の湖面の様子、今回もほぼ同じくらいのニゴリ)
大会2日前に予期せぬ大雨…最近の高滝湖あるあるですが大会直前にフィールドコンディションが急変してしまいプラが白紙に…
10月の大雨は厄介で浚渫工事により減水しているぶん川筋は狭くカレントが効きやすいため本湖へニゴリの回るタイミングが早くなります。
こうなると選択肢は限られ濁りのとれるのが早く適度にカレントの効いている本流筋の川筋か、濁りの回りが遅い本流筋から外れたもう1つの川筋か…優勝を狙うのであれば本流筋に差してきているアグレッシブな魚を狙うのが定石ですが、ここ最近この手の魚を狙って外す事が多くまた大会当日は気温もガクッと下がり北風も強く吹く予報だったので今回は風裏で魚のストック量が多いであろう本流筋から外れた古敷谷方面で腰を据えて粘る事を選択
釣り方は変えずシャッドテールワームのヘビダン、ギーラカンスのフリーリグ、これらを転々とあるオダに絡めてリアクション気味に動かしてバイトさせる釣り方
大会当日は古敷谷方面は人が多く、周りはポロポロ釣れていて出遅れる形でしたがその状況から1本目がいきなりシャッドテールワームヘビダンで1400gあるキッカー!!
その後も同エリアで『ギーラカンス4インチ』フリーリグに定期的にバイトがあり600×2本を追加してリミットメイク!そこからウエイトUPを狙って本流筋の川筋に移動しようか迷いましたが北風により本湖が荒れていたのと残り時間を考えて断念、なので本来行く予定のなかった古敷谷上流に一か八かで移動しました。
思っていたとおりこちらの川筋はすでに流れのピークは終わっていてお世辞にも釣れるように思えず、あまり上流には行かず下り途中にあるカバーへギーラカンスのフリーリグでアプローチ!このカバーは恐らく誰もが打つカバーなのであまり期待はしていなかったですが着水と同時に魚が反転するのが見えたのでワンアクション入れるとコッコッ!!とアタリの後にラインが走りすかさずフッキング!この魚が少し痩せいたものの800gあり600gと入れ替えて200gのウエイトUPに成功!帰着1時間を切っていたタイミングだったのでまさに土壇場でのギーラカンスフィッシュとなりました。
3本で2890g、2位の方と僅か100g差で関東Bブロック大会優勝する事が出来ました!!最後1本の入れ替えが今大会の明暗を分ける結果となりました。
今年最後の高滝湖での試合が最高の形で締めくくれて嬉しいです。今回フィールドコンディションが激変した試合でしたが通いこんだからこそ状況を読んでハメられた展開だったので長年の経験の賜物だったと思います。
タックルデータ
ブルートレック702H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA 14ポンド
フリーシンカー 10g
本気フックリバイバル5 #4/0
ギーラカンス4インチ
ブルートレック67MLBF
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA 10ポンド
DSシンカー7g
本気フックリバイバル5 #2/0
シャッドテールワーム3.6インチ