DSTYLE北海道フィールドスタッフ5時から男のスマイリー
8月~9月の北海道道央圏はロックフィッシュを狙うアングラー内では「夏枯れ」と呼ばれる釣れないシーズン。何か攻略の糸口を探るため、青木道場の「虫を制する者が夏を制する」を拝見。そこでSVSBを中心にプランを組み立てる事とした。
前日までの大雨が朝6:00まで続き雨上がりからのスタート。満潮1:55分、干潮9:24分、満潮17:28分の釣行。堤防内海は濁りがきついが、外海はスッキリクリアな状況。
まずは水色の良い外海の際をSVSB1.8in/カラー:ラスベリーマジックを10gのリーダーレスダウンショットで水平フォール。ロッドはDBTS-66MにラインはPE0.8lbのリーダー10lbナイロン1ヒロだ。これにはガヤ(エゾメバル)が好反応を示し、思ったようにアプローチが難しい。
そこでテキサス1/2オンスをセットしたDBTS-82H-S-PFのPEライン1.0lbにリーダー16lbフロロカーボン1ヒロのセットで同じくSVSB1.8inをセットしスピードを速めた。これでもガヤがフックに掛かってしまう。これはこれで楽しいが、朝の時間帯にやる気のある好反応のアブラコ(アイナメ)を釣りたい。
そこで今度はフックまで至らない様にワームサイズをUPし3.4inのBIGを14gのテキサスでセット(バックスライドセッティングでは無いセッティング)。これを際でテクトロのリフト&フォールで進んでいくと、10m程進んだところでゴン!と気持ちよいバイトが入った。際の根に潜られそうになりながらも、型の良いアブラコをキャッチ。
【SVSB BIG 3.4in プレミアムモエビ】7:32分
同じように進むもそう簡単には釣らせてもらえず、ボトム付近の穴周辺を大きなリフトで素早く落とすリフト&フォールで今度はナイスサイズのクロソイをキャッチ。
【SVSB BIG 3.4in プレミアムモエビ】8:00分
ロックフィッシングが夏枯れと言われる厳しい中で、SVSBをバスフィッシングで多用するバックスライドやスローフォール等とは違ったアプローチで、グッドサイズのキャッチにたどり着くことができた。一方、日が高くなりショートバイトが多くキャッチに至らないケースがあり課題となった。4サイズあるSVSBでシーズンを通してロックフィッシュをどのように攻略展開できるか今後も楽しみになってきた。
【ヒットタックルデータ】
ロッド:DBTS-82H-S-PF
リール:DAIWA CALDIA 2500
ライン: RAPARA RAPINOVA-X 4ブレード PE 1.0号
リーダー16lb フロロカーボン 1ヒロ
ワーム:SVSB BIG 3.4in プレミアムモエビ