厳冬期の大江川で毎年のように釣果を叩き出しているD2HOGのヘビダン
自分を含め大江川に冬でも通うロコは多用している安定感のある釣法ですが、毎年同じことするのもなぁ〜と思い始め2025年からはそれを敢えて封印して別の釣り方を模索していました
まずこの冬から始めたのがヴィローラマイクロのダウンショットによるマイクロフィネス的食わせの釣り
これは今までD2HOGのヘビダンではリフト&フォールでのリアクションでバイトを誘発していましたが、こちらは細かいシェイクによる繊細な食わせです
冬の時期の食わせにおいて問題になるのが、低活性によるバイトの浅さ
3〜4インチの普通サイズのワームでもバイトは出るものの、完全に口の中に入らずフッキングしてもすっぽ抜けてしまうことが多いのです
そこでヴィローラマイクロの出番が来ます
1.5インチというサイズでバスの口に吸い込まれやすく、シェイクしていてもステイしていてもそのリアルなシルエットでバスを自然にバイトさせてくれます
こちらの基本的な使い方は杭やその周りのブッシュに丁寧にヴィローラマイクロを入れて中でシェイクするだけ
それを繰り返していくと低活性な越冬系バスでも高確率で拾っていけます
この冬はかなりこのリグに助けられ、厳冬期に20本近いバスをもたらしてくれました
そんな厳冬期でも活躍してくれるヴィローラマイクロのDSですが、軽いシンカーを扱うリグなので強風時は使いにくいという欠点も存在します
大江川がある岐阜県海津市では北西方向にある伊吹山から吹く伊吹おろしと呼ばれる冬季の季節風があり、12月〜2月は冷たく強い風が吹く日が多いのが特徴です
もちろん風が強い日でも風が直接当たらないエリアを選べばヴィローラマイクロのDSも十分釣れますが、それ以外のルアーを選択することでこの季節風を攻略することもできます
そんな時に使用するのがDαメタルバイブレーション
主に使うのは⒊5〜5gで状況によっては7gも使用します
使い方としてはブルートレックDBTS–6102ML–SなどのパワーのあるスピニングタックルにPEラインを組んで、岸沿いの杭や護岸周りをリフト&フォールさせてリアクションバイトを誘う方法です
この時のアクションのコツは瞬間的に動かすのではなく、ルアーが振動するのを感じられるぐらいの速さで竿先を20cmほど持ち上げ、ルアーのフォールに合わせて竿先を下げるという動作を繰り返すイメージ
もう一つ大江川でメタルバイブレーションを使うコツというか工夫ですが、杭周りなどの根掛かりが多いところではフロント側のフックを外してリアフックのみにすることです
メタルバイブの特性上根掛かりを回避することは難しいのですが、リアフック一本であれば軽く引っかかった程度ならボディを動かすように軽く揺すると回収できることも多いです
厳冬期はなかなかバイトが遠いことも多いですが、その分釣れた時の喜びは格別なのもこの季節です!
自分なりの創意工夫でタフコンディションを楽しんでみて下さい!