こんにちは!さっくです!
マスターズシリーズ、各ローカルシリーズから上位者が出場できる全日本バスプロ選手権が行われました。
東西、河口湖と生野銀山湖で開催されどちらかに出場といった大会です。
ホームが銀山湖なので、もちろん生野銀山湖に出場しました。結果は二日間ノーフィッシュの完全試合だったのですが、プラクティスから試合での戦略や考えをレポートします。トーナメントなんで結果が全てなのですが、自分なりの戦略や感じたことを書けたらと思いますので宜しくお願いします。(^^)
プラクティスは試合二週前から行いました。ホームなだけにエリア・ポイントは、ほぼ知っているのですが若干の地形変化や立ち木の状態などより正確に知ることを考え、魚探掛けからスタートしました。上流域から水温の低下とともにディープに落ちていくためインターセクションから中流域を特に入念にチェック。また釣りをしてもこのエリア周辺が一番反応があり、再現性も見込めました。それと同時に例年同じ時期に開催される試合なので船団になることも予想。船団を避けてプランを組むことも頭にはありましたが、全体的に魚は薄く他のエリアから釣ってくることは厳しいと判断し、船団の中で釣り勝つ術を見つける練習を意識しました。
エリアさえ合えば比較的に簡単に食わせることができ、スクールや目の前にライトリグがあれば食う感じ。ボトムで誘うよりフォールの方が好反応でした。そこでフォールでのアプローチ方法を色々試してみることに。ノーシンカーワームを使うのが良いのですが狙っている水深が10~19mの所なので風があると、きちんとスポットを狙えないためライトキャロを選択。ルアーはトルキーストレート4.8インチ。銀山湖では2インチクラスのワームがメインになることが多く4.8インチは大きいように思うのですが、大事なのはフォールでのアクションとスピード。ワッキー掛けと、オフセット仕様でアクションの違いを使い分け。フォールで自発的な動きの大きさと強さが4.8インチを選んだ理由です。またボトムをズル引きではなく、ロッドを縦にさばき、ボトムについたらしばらくステイ。またリフトの繰り返しを心がけました。
そして全体を早く広く探るためにメタルジグのリアクションとメインエリアではなく、立ち木やブレイク等のピンスポットを抑えと考えていました。
試合初日目はフライトが早くインターセクション下流部にあるガレ場からメインチャンネルに落ちるブレイクのスポットに入ることができました。しかし反応は得られなく13mボトムから深くなっていく下流部へ少しづつ下っていくことに。2m間隔で船団になっていました。その中でも釣れていたのは立ち木や、ちょっとしたブレイク。うまくタイミングとスポットを狙うことが出来ませんでした。
二日目は初日のプレッシャーを考えもう少しレンジが落ちるのではと思い中流域からスタート。朝の段階では魚探にベイトの反応もあったのですが魚からの反応は無。周りを見るとより釣れるスポットがはっきりし狭くなっていたように感じました。昼過ぎまでねばり、抑えと考えていたピンスポットをランガンしましたがこの日もウェインすることはできませんでした。上位陣の釣ってきた場所は銀山を知る人ならあまりしないようなスポットで、自分自身もそこをメインにという考えはありませんでした。知りすぎているからこそ、もっと柔軟な発想と練習をしなければと実感した試合となりました。
今年の公式戦はこの試合をもって終了。シーズンを振り返ると、ハズすことが多いです。プラや試合でも、もう一歩、二歩踏み込んだ内容にしなければと思います。もっと強くなれるように頑張りたいと思いますのでこれからも宜しくお願いします。そして、今年一年間応援して頂いた皆様ありがとうございました!!