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トップページ > REPORTレポート > D1 3.8インチヘビキャロ釣果情報:馬場孝介

チャターベイトのトレーラーからノーシンカー、ヘビダンと非常に多様性の高いD1 3.8インチ!その中でも私の場合はヘビーキャロライナリグとして使用することが圧倒的に多く、何度か『どんな感じで使ってるんですか?』と質問をいただいたことがあったので使用するシチュエーション等を紹介したいと思います。

よく多様する季節ですが、まずは春先のスポーニングを控えたバスがシャローフラットを意識し始めたタイミングで使用します。この時のバスはボトムを強く意識していてヘビキャロのアクションもズル引きがメインです。ズル引きのスピードも比較的ゆっくりで、シンカーがボトムの何か引っ掛かったら1度リグを動かすのを止めてステイ、(長くても10秒程度)その後はまたズル引きを再開します、あとはこれの繰り返しです。

なぜこのようなアクションをするかというとシャローフラットの中でもその中にあるちょっとしたストラクチャーや地形変化にバスは依存します、そしてヘビキャロをそうしたエリアに絡めるとき直ぐにリグがストラクチャーから離れてしまうとバスもルアーを追うのを止めてしまいます。これを防ぐためにもシンカーが先にスタックして事前にストラクチャーを感知できるヘビキャロを選ぶ理由です。

次に使用する季節は夏で亀山ダムの場合夏場は2~3m近く減水するためバンク際のストラクチャーはほとんど干されてしまいます。そうなると本湖のフラットや川筋のメインチャンネル周辺を回遊するようになるので、こうした魚を広く効率よく釣っていくためにD1 3.8インチのヘビキャロの出番です。

アクションは春とは正反対で竿は縦さばきをメインにしたリアクション狙いの釣りで、21gと重めのシンカーを使います。シンカーが重い分、追従するワームのアクションも速くなり、またD1 3.8インチのようにピンテール形状の方が抵抗もなくより速いアクションをだすことができます。

 

それとシンカーがボトムを離れた時に一時的にノーシンカー状態になりますがD1 3.8インチは比較的比重が軽いためノーシンカー状態が長く続きます。バスがボトムより浮きぎみの場合は非常に有効です。あえてボトムよりにしたいときはフックを太軸に変えるなど微調整してみてください。

最後に冬場ですが、ヘビキャロだから出来る圧倒的な飛距離を活かしてディープフラットを広く探る釣り方でアクションはズル引きをメインにたまに軽く縦さばきを交えてリアクションを狙います。
ただどんなに飛距離を稼いでもディープのヘビキャロは舟手前の操作がやりにくく、多少ドラッキングしながらの釣りになります。

ヘビキャロはリグのパーツが多いため嫌煙している方も多いかと思いますが季節やシチュエーションによっては非常に有効なリグの1つです。まだやったことのない方はD1 3.8インチヘビキャロをチャレンジしてみてください。

タックルデータ
アウトサイダー70H
ジリオンSV XXH
FC スナイパー12ポンド
リーダー10ポンド
14~21 TXシンカー
ドリームフック2/0
キャロダンスイベル ヘビー
D1 3.8インチ

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