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トップページ > REPORTレポート > 磯ロックハイシーズン、ヴィローラ5とバーダー・マインホフ現象 DSTYLE北海道フィールドスタッフ5時から男のスマイリーですっ。:野場一志

梅雨の無い北海道は好天が続き日も長くなる。日本海沿岸の磯場には、カニが成長しベイトフィッシュがスクールする光景が見られる。それを捕食しているアイナメがメインターゲット。ベイトフィッシュは具体的にマイワシやカタクチイワシ、オオナゴが多い。それを見続けているアイナメにはDSTYLEヴローラ5が目に入るようだ。
私にも経験上思い当たる事象がある。山菜取りで一度見つけるとあそこにもある。ここにもあるとどんどん見えて来る。実は通ってきた場所にもあったなんて事も。これは選択的注意と確証バイアスが作用して起きる「バーダー・マインホフ現象」と呼ばれるもの。魚にも同じ現象が起こっているのだと考える。俗に言うマッチザベイトやパターンと言った感じだろう。
このバーダー・マインホフ現象のスイッチが入った魚には他の物が見えにくくなって特定のルアーにのみ反応しやすくなっていると考えた。今回はその現象が強く出た感じがあったので報告したい。

 

この日の潮汐=中潮 干潮6:58、満潮13:06、
釣行時間AM 7:30 ~11:00

 

最初にセットしたのはD2HOGの2号(7.5g)テキサスリグ。これをピンポイントへ次々と打ち込んでいく。カニが多くなった磯場には定番の甲殻類系の一口サイズだ。なぜだか反応が見られない。
次にヴィローラ5インチ/セクシーシャッドを7.5gテキサスリグで、フックは3/0赤針に変更。横の動きで際やスリット周辺を探るとドンと磯アブらしいファイトを見せた45cm程の腹パンの個体が顔を見せてくれた。

 

 

今日もヴィローラ5絶好調と声を出して際周りをランガンすると40upの2匹目

 

 

その後SVSB1.8にローテーションするも反応が得られずにいた。ランガンしていると磯場の奥まで迷いマイワシが入り込んでいたのを目にする事ができた。このサイズ感とフィッシュ系にしか反応が無かった事に気が付き、再びヴィローラ5マジワカサギに変更すると際でトン。

 

 

サイズは35cm程度だがアブが反応。ここで初めて選択的注意と確証バイアスが作用して起きる「バーダー・マインホフ現象」が磯場のアイナメに作用しているのではないかと仮説に至った。
同行者も私の釣り方を見て4.8インチのシャッド系ワームに変更してから急に反応が良くなったと振り返っていた。
この様な仮説を立ててロックフィッシュをやるのもスマイリー流磯ロックの一つ。
ぜひ皆さんもケガや事故には十分注意し「磯ロック」是非楽しんでみてください。5時から男のスマイリーでした。

 

【ヒットタックルデータ】
ロッド:DBTS-66M
リール:DAIWA LUVIAS 2500S
ライン:DAIWA UVFエメラルダスDURASENSOR4ブレイド ホワイト+Si²E0.8号
リーダー:12lb フロロカーボン 1ヒロ
ヒットワーム:DSTYLE ヴィローラ5 セクシーシャッド、マジワカサギ
フック:DECOY キロフックワーム17R 3/0 赤色

 

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