10月後半からアイナメはスポーニングの準備に入る。オスは産卵後の卵をその場で守り続ける体力を養うために荒食いに入り色は黄金となる。水面付近までベイトを追う事も多く比較的浅いレンジでの反応が見られるシーズン。
この状況で使うのがDBLOW SHAD62SP。2mダイブを念頭に当てはまるシチュエーションに狙いを定めると、港の岸壁際、船揚げ場の段差が対象として挙がる。
この日の潮汐=満潮11:04、干潮12:42 下げ幅26cm
釣行時間AM 7:00~11:00
港内は前日の雨の影響で水温が2度低下しているが透明度は高い。岸壁際には昆布は消えていて水深50cm~1m程度にムラサキイガイ等の貝類が盛り上がって形成している。その下がアイナメの潜むであろうポイントとなる。
もう一つは船揚げ場の段差。斜路が切れて深くなる部分だ。切れ目の水深が1.5m程度となっていて切れ目に並行して引いてくるイメージだ。
狙うポイントは岸壁際20~30cm以内。これ以上離れると魚が反応してこない事が多い。また近すぎると根がかりになるので着水位置がキモとなる。一気にダイブさせてストップ&ゴーで狙う。リトリーブ中は左右の振れに集中し根がかりに注意が必要だ。
水温低下でよりタイトなアプローチが必要状況と判断。6.3gのDBLOW SHAD62SPを長めのキャストを正確に行うために、ロッドはパワフルロングシューティングスペシャルの異名を持つDBTS-6102ML-Sを使用した。
港をランガンし8:43分。一気にダイブさせてストップを入れて巻き始めでドスン。待望の一匹が出た
当たり方、引きのパワーともに申し分ない45cm後半の金アブだ。レンジが浅いポジションでバイトした後のやり取りは本当にスリリング。スポーニング前ならではのDBLOW SHADを使ったパワフルな金アブ狙い本当に楽しいですよ。
【ヒットタックルデータ】
ロッド:DBTS-6102ML-S
リール:DAIWA CALDIA 2500
ライン:PE0.8号 DAIWA UVFエメラルダスDURASENSOR4ブレイドホワイト+Si²
リーダー:12lb フロロカーボン 1ヒロ
ルアー:DSTYLE DBLOW SHAD62SP カラー:ライムギル