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トップページ > REPORTレポート > シュウチンガンのラバーチューン:小林洋地

2025年、デュラビティシリーズに新たにラインナップされたシュウチンガン

 

初めて目にしたとき、正直なところ「これが本当にルアーなのか?」と感じるほど奇抜な見た目である種の惑いを覚えました

しかし、実際にフィールドへ持ち込み、さまざまな使い方を試していく中で、このルアーが持つポテンシャルの高さに驚かされることになります
中でも特に扱いやすく、かつ釣果に直結したのが王道とも言えるボール状に切り離してシリコンラバーを刺す「ラバーチューン」です

シンプルながら完成度が高く、使用するシチュエーションを選ばない汎用性の高さも大きな魅力

シュウチンガンに採用されているデュラビティ素材は、エラストマー系特有の強い弾力と高い耐久性を兼ね備えています

そのため、一般的なワイヤー式ラバースレッダーではボディに刺さらず、ここが最初のハードルになるかもしれません

そこで私が実践しているのが、手芸用の縫い針に糸を通して輪を作る方法です

この方法なら、硬さのあるボディにもスムーズにラバーを通すことができ、失敗も少なく安定した仕上がりになります
※刺し方の詳細は、私のInstagramにて動画で解説していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

 

とはいえ、作業自体は決して難しくありません。慣れてしまえば、1個あたり5〜10分程度で十分完成します

ラバーは本体から放射状に、全体のバランスを意識して刺すのが私の好みです
こうすることで、フォール姿勢が安定し、シュウチンガン本来のスローフォール性能を最大限に引き出すことができます

使用するラバーについては、よりスローにフォールさせたい場合、硬くて太めのラバーがオススメ

硬いラバーは水中でしっかりとフレアし、強い水押しを生み出すため、存在感を明確にアピールできます

 

一方で、細く柔らかいラバーを使えば、ナチュラルで繊細な動きを演出することも可能になります
その日の水質やバスのコンディションに合わせて使い分けることで、対応力はさらに高まります

ラバーカラーのおすすめは、ラメ入り、黒ドット、オーロラカラーなど、動きに合わせて色味が変化するタイプです
バスの視点から見ると、常に色が変わっているように映るため、違和感を与えにくく、見切られにくい効果を強く感じています

こうして完成した「ラバーチューンシュウチンガン」の使い方は非常に幅広く、
・ノーシンカーでのサイトフィッシング
・リアクション要素を活かしたダウンショット
・ガード付きジグヘッドを用いたパワーフィネス

といったように、オープンウォーターからカバー撃ちまで幅広く対応可能です

初冬の大江川においても、日中にやや浮き気味になった神経質なグッドサイズを、シュウチンガンのサイトで一撃キャッチすることができました

 

このバスは、シュウチンガン特有の単体でスローフォールする独特な動きに反応した個体です
が一度興味を示した後、逃しアクションを加えることでスイッチが入り、見事バイトに持ち込むことができました

さらに別のシチュエーションでは、沈み物にタイトに着いたバスをリアクションダウンショットで連続キャッチ

こちらは冷え込みが厳しかった朝一の釣行で、水中に沈んだ木の周辺をリフト&フォールで丁寧に攻めた結果、立て続けにバイトが得られました
水温が低下し、バスの行動範囲が狭くなる冬場は、このように1箇所で粘り強く誘えるリアクションダウンショットが非常に効果的です

シンカーは3.5〜5gを目安に、通常のダウンショットよりやや重めに設定すると、移動距離を抑えた誘いが可能になり、冬の低活性バスにもマッチします。

ほんの少しの手間を加えるだけで、ルアーの性能と釣果が大きく変わる
それがチューンの最大の魅力です

ぜひ冬の空いた時間を活用してラバーチューンに挑戦し、シュウチンガンの新たな可能性を体感しながら、さらなる釣果アップにつなげてみてください

 

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