2022年05月11日
春爆にトルキーストレート!:小林洋地
4月になり暖かくなってビッグバスが動き始めた大江川。
2022年は厳冬期の影響により昨年に比べてやや遅めの進行となっています。
今回はこの時期に特別な爆発力を持ったテクニックの一つ、トルキーストレート3.8や4.8を使ったカバーネコリグのご紹介。
この釣りはプリスポーンバスがシャローに入るタイミングで一時的に留まるブッシュカバーをパワーフィネススタイルで攻略するものです。
大江川には岸際に画像の様なレイダウンが点在しており、産卵を控えたバスがこの様なスポットへ入る4月前半から5月後半までのタイミングで効果的です。
ブッシュのど真ん中へアプローチする為、2号程度の太いPEラインを使ったパワーフィネスは必須。
その中でもトルキーストレートのカバーネコは最盛期には40アップが複数匹連発する程の破壊力があります。
数あるストレートワームの中でもトルキーストレートを使う理由は素材の柔らかさと絶妙なボディ形状。
この2つの要素によりワームの2点が固定されてしまうカバーネコ用のフックを使用しても、しっかりとバスを誘えるアクションを出してくれます。
ちなみにパワーフィネスといえばスモラバのイメージが強いですが、大江川では使うアングラーが多すぎるせいか個人的にはあまり強力なパターンになるイメージがありません。
そしてもう一つのポイントはパワーフィネス専用ロッドであるブルートレックDBTS-68H-S-PFを使うこと。
大江川のレイダウンはリザーバーにあるレイダウンの様に密度が高く水面からボトムまで水に浸かっているタイプは少なく、ほとんどが水面から下に数センチ浸かっている程度。
その為にバスが浮いてきてカバー直下でバイトした後反転してダッシュで戻っていく様な行動をとる場合が多く、ティップまで硬い通常のパワーフィネスロッドだとその様なバイトを弾いてしまうケースが頻繁にあります。
それに比べてDBTS-68H-S-PFは太めのソリッドティップを使用しているので、バイトした瞬間にはティップがやや曲ってくれてフッキングミスをする可能性を大きく減らしてくれます。
ティップが曲がる分バットはかなり太く強力で、大江川の50アップクラスにも安心して対応可能なので発売以来パワーフィネスには欠かせないロッドです。
最盛期は春ですがトルキーストレートのカバーネコは通年使えるテクニックですので、ぜひ一度使ってみて下さい!
2022年02月26日
難しい冬の大江川レポート!:小林洋地
こんにちは!フィールドスタッフの小林です。
2021年12月後半から大雪が降り、今シーズンは大江川周辺もかなり雪が多い冬となっています。
水温もかなり冷たく、バスも低活性で釣果もなかなか遠いのが厳冬期の大江川です。
そんな状況でも釣果を出してくれているのがD2HOGのベビーダウンショット!
使い方としてはベイトフィネスタックルでカバーや杭などを撃っていくのですが、冬特有の使い方のポイントが2つあります。
まず1つ目はシェイクではなく小さくシャくるようにリフト&フォールでアクションすること。
冬はバスも食い気が少ないですが、リアクション的な素早い動きには反応しやすいです。
その為にダウンショットのリーダーは10cm以下と短めで5〜7gのシンカーで早い動きが出やすいセッティングにしています。
2つ目はカラーの選択。
大江川は元々が濁っているフィールドですが、天候などの影響で水質が変化しやすいという特徴があります。
カラーが合っていないとショートバイトの原因になり、貴重な一本を取り逃す要因になってしまいます。
その為、水質に合わせてカラーローテーションはとても重要。
具体的にはオレンジシュリンプやミミ/ナイトクローラーをメインとして普段より濁ったらバブルミミズやブラック、逆にクリアアップした時はシナモンブルーフレークなどに変えて水中でのインパクトを調整するようにしています。
難しい冬の時期だからこそD2HOGを駆使して記憶に残る一本を狙いましょう!!