10月末に発売予定のトルキーストレート!
オフセットフックのノーシンカーリグ・ワッキーリグ・ジグヘッドワッキーなど様々なリグに対応しているトルキーストレート(トルストに以下省略)ですが、今回は新ジャンルと言っても過言でない、『巻きネコ』について載せたいと思います。
まずはバンドの事から。 内径は5mm位で、幅は2mm位がベストだと思います。ただし使う素材の強度によって幅は変わるかもしれないですが、幅の厚い物よりも狭い物の方が動きが良いです。また、バンドが伸びてしまうような物は、キャスト時にフックが移動したり、バンドがずれて上手く泳がない事があります。トルストにはスリットが設けており、フックがズレにくいようになっています。
スリットの位置にフックをセットすると、巻きネコの時に綺麗に泳いでくれます。
続いては、4つの節について。
トルストには4つの節があり、それぞれバンドをセットする位置によって動きなどに変化が出ます。 バンドの位置、①~④で説明します。
① は、巻きネコのスロー引きに向いていて、立たせてボトムをずる引く時や、着底後の倒れこみのアクションが一番発揮されます。立たせてボトムをずる引く時にもおススメです。
② は、巻きネコでの使用におススメ。巻きネコで最も引いている時の重みを感じれるのと、動きを見ると、最もブリブリ泳いでくれていると思います。
②の巻きネコ時の姿勢
③ 巻きネコで②よりも少し早く巻いたりする時におススメ。少し②のセット位置よりも泳ぎがタイトになります。その代わりに少し早く引いても浮き上がりにくくなります。
③の巻きネコ時の姿勢
④ 深場の巻きネコにおススメ。巻きネコで最も水平に泳ぎ、巻きネコ使用時に浮き上がりにくいセットになります。浮き上がりにくいので、ボトムを泳ぐドジョウのようなアクションが誰でも可能に!
④の巻きネコ時の姿勢
僕はシンカーにもこだわりがあり、短い物を主に使います。 下の写真は、ウエイトは同じでも長さの違う同社の1.3gのネイルシンカーです。
長さの差は9mmです。 同じウエイトですが、わずかな長さの差で、巻きネコ時のアクションが変わってきます。短い物の方が、頭を振りやすいので、動きがよりワイドになり、水を掻き回しやすくなります。マッディーウォーターではこのちょっとした差が重要なことも!
また、巻きネコで使用するリールはハイギヤ(6.0など)よりも、ローギヤ(5.0~5.2など)の方がやりやすいです。ハイギヤでもできなくはないのですが、僕はローギヤのリールの方がやりやすかったです。理由は巻き過ぎてしまうからです。プラグなどのI字系でも、一定に巻くのがキーのルアーでは全てノーマルギヤのリールを使っています。一定に巻くにはローギヤのリールの方がやりやすく、ゆっくり巻きネコをする時はローギヤの方がやりやすいので巻き比べてみてください。