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トップページ > REPORTレポート > 夜はヴィローラ5inで横の釣り、昼はギルーラ3.5inフォールの力を認識:野場一志

DSTYLE北海道フィールドスタッフ5時から男のスマイリーです。
北海道のロックフィッシングのハイシーズンは水温による地域差はあるが、春と秋。秋は鮭シーズンの終盤頃から初冬が私の経験上大型が釣れるシーズン。
使命を全うした鮭がシャローエリアで多くの生き物の栄養となる。そこにロックフィッシュがベイトやスポーニングエリア探し求めて回遊するタイミングだ。

 

夜はヴィローラ5inで横の釣り
【満潮16:34潮位32、干潮21:42潮位20】
水温が下がりきらないナイトロックは表層スイミングが効果的だと感じている。シーズン的には少し早いと思ったが、ベイトフィッシュが多かったので、ヴィローラ5inをファーストチョイス。5gジグヘッド/フック1/0サイズのセッティングI字引きで連発した。5インチの1/0フックはかなり頭よりとなるが、ワームの動きを可能な限り生かせるセッティング重視だ。丸のみできるヴィローラの柔らかいマテリアルがミスバイトを軽減してくれるのでメリットのほうが大きいと感じている。
ナイトロック重要ファクターの一つ、街灯と堤防のシェード。このシェードラインに沿う形で水面直下を引いてくる。ヴィローラのピリピリテールが夜の動きすぎないベイトとマッチし、連発ヒットの楽しい釣りとなった。使用したカラーは光の当たり方で色の違いが表れる本ワカサギ。シェード内に入った時の色の変化で見え方が変わり同じカラーでも魚がスレる事無く次々と釣果が出せた。

【ヴィローラ5in 本ワカサギ】19:44分

 

ギルーラでのフォールの力を認識
【干潮9:47潮位17、満潮17:30潮位31】の上げのタイミング。
漁港外防波堤に着くと丘からの風はあるが波は無く、水色は濁りが無くまずまずの状況。アブラコを狙ってウイニングクロー/モエビミソの10gテキサスをチョイス。漁港内にある水深3m~4m程度の突堤にアプローチ。昆布際をカーブフォールさせると3投目で35cm程のクロソイをキャッチ。港内で釣れるグッドサイズだ。

【ウイニングクロー/モエビミソ】12:29分

 

ただフグの猛攻でワームが次々とボロボロになったた。対策として動きすぎずアピール力を落とさないギルーラ3.5inグリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパーに変更。7gテキサス4/0フックで堤防際に短く残った昆布の間に落とし込む縦釣りのランガンを展開。これが功を奏し良型のクロソイがヒット。

【ギルーラ/グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー】13:23分

 

その後も同じ要領で連続ヒット。
このフォールだけで良型5匹をヒットし「ギルーラのフォールの力」を認識した。


【ギルーラ/グリーンパンプキン・ブルーフレーク&ペッパー】13:38分

 

今回日中にクロゾイが釣れた。秋から冬にかけては、シャローエリアでボリューム感あるワームを多用すると良型のアブラコやカジカに出会えるロックハイシーズン。攻略の糸口となるヴィローラ5インチの横の釣りと、ギルーラ3.5のフォールの力、是非お試しください。

 

【タックルデータ】
ロッド:BLUE-TERK DBST-66M
リール:DAIWA CALDIA 2500
ライン:PE0.8号 DAIWA UVFエメラルダスDURASENSOR4ブレイドホワイト+Si²
リーダー:16lb フロロカーボン 1ヒロ

 

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