2024年11月15日
NBC関東Bブロック大会高滝湖、ギーラカンスの土壇場フィッシュで優勝!:馬場孝介
10月20日に関東Bブロック大会が高滝湖で開催されて今大会で優勝する事が出来ました!今回はプラ〜本番までの様子レポートしたいと思います。
まず湖の状況は秋になると高滝湖では浚渫工事が始まり1mほど減水します。この状態が来年の春頃まで続くのですが、通常の水位でも比較的浅い高滝湖がさらに浅くなるので魚がメインチャンネルよりの沖に集中していました。
ターンオーバーもおきていて水質がよくなかったので水押しの強いシャッドテールワームのヘビタン、水噛みの良い『ギーラカンス4インチ』のフリーリグ、この2つをメインに回遊している魚や沖のオダについている魚をライブスコープを駆使して釣っていました。
また浅くなったシャローフラットでもベイトとリンクすればフィーディングしているのでそういった魚にはシャッドの出番!1〜1.5mほど潜るタイプのシャッドで手広く探り特に難しいアクションもなくただ巻き、魚はスイッチが入っているので目の前にルアーが通れば躊躇なくバイトしてきます。
プラでは本湖の50UPも登場したりかなり手応えを掴めていたのですが…
(去年の大雨直後の湖面の様子、今回もほぼ同じくらいのニゴリ)
大会2日前に予期せぬ大雨…最近の高滝湖あるあるですが大会直前にフィールドコンディションが急変してしまいプラが白紙に…
10月の大雨は厄介で浚渫工事により減水しているぶん川筋は狭くカレントが効きやすいため本湖へニゴリの回るタイミングが早くなります。
こうなると選択肢は限られ濁りのとれるのが早く適度にカレントの効いている本流筋の川筋か、濁りの回りが遅い本流筋から外れたもう1つの川筋か…優勝を狙うのであれば本流筋に差してきているアグレッシブな魚を狙うのが定石ですが、ここ最近この手の魚を狙って外す事が多くまた大会当日は気温もガクッと下がり北風も強く吹く予報だったので今回は風裏で魚のストック量が多いであろう本流筋から外れた古敷谷方面で腰を据えて粘る事を選択
釣り方は変えずシャッドテールワームのヘビダン、ギーラカンスのフリーリグ、これらを転々とあるオダに絡めてリアクション気味に動かしてバイトさせる釣り方
大会当日は古敷谷方面は人が多く、周りはポロポロ釣れていて出遅れる形でしたがその状況から1本目がいきなりシャッドテールワームヘビダンで1400gあるキッカー!!
その後も同エリアで『ギーラカンス4インチ』フリーリグに定期的にバイトがあり600×2本を追加してリミットメイク!そこからウエイトUPを狙って本流筋の川筋に移動しようか迷いましたが北風により本湖が荒れていたのと残り時間を考えて断念、なので本来行く予定のなかった古敷谷上流に一か八かで移動しました。
思っていたとおりこちらの川筋はすでに流れのピークは終わっていてお世辞にも釣れるように思えず、あまり上流には行かず下り途中にあるカバーへギーラカンスのフリーリグでアプローチ!このカバーは恐らく誰もが打つカバーなのであまり期待はしていなかったですが着水と同時に魚が反転するのが見えたのでワンアクション入れるとコッコッ!!とアタリの後にラインが走りすかさずフッキング!この魚が少し痩せいたものの800gあり600gと入れ替えて200gのウエイトUPに成功!帰着1時間を切っていたタイミングだったのでまさに土壇場でのギーラカンスフィッシュとなりました。
3本で2890g、2位の方と僅か100g差で関東Bブロック大会優勝する事が出来ました!!最後1本の入れ替えが今大会の明暗を分ける結果となりました。
今年最後の高滝湖での試合が最高の形で締めくくれて嬉しいです。今回フィールドコンディションが激変した試合でしたが通いこんだからこそ状況を読んでハメられた展開だったので長年の経験の賜物だったと思います。
タックルデータ
ブルートレック702H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA 14ポンド
フリーシンカー 10g
本気フックリバイバル5 #4/0
ギーラカンス4インチ
ブルートレック67MLBF
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA 10ポンド
DSシンカー7g
本気フックリバイバル5 #2/0
シャッドテールワーム3.6インチ
9月8日に南千葉チャプター最終戦が開催され今大会で優勝する事が出来ました!今回はプラクティス〜大会までの内容をレポートしたいと思います。
プラクティスは大会前日と前週の土日に入りましたが前週はちょうど台風10号が関東に直撃するかしないかというタイミングで結局関東からはだいぶそれたわけですがそれでも大雨の影響は避けられず高滝ダムもそれなりの雨量により強いカレントと濁りが発生しました。
湖がこうなってしまうとプラクティスにならないので『その日を釣る!』という感じであまり大会を意識しないで釣りをしました、濁りの中で特に反応が良かったのが『ギーラカンス5.8インチ』です!
濁りにカレント、強気の釣りをハメるのに絶好のタイミングですがルアーの強さやアプローチが中途半端だとルアーに気付いてもらえずバイトまでたどり着けないなんてこともしばしば…今回の濁りの強さにギーラカンス5.8インチのボリュームと水押しがちょうどよくハマりました。
そしてプラから1週間経った本番前日と当日、案の定本番は快晴でほとんどカレントもなくプラから真逆の状況…それでいて濁りも思ったほど回復しておらず嫌な要素ばかりが残ってしまった状況でかなり厳しそうなのでこの段階でローウエイト戦になると予想、エリアも上流部は水質が多少マシなものの前回の雨で水温も低下して流れもほとんどないので今回はパス、試合中は本湖〜中流域をメインに挑みました。
朝一はフライト順が悪くなかったので狙っていた川筋の入口で深みがあるエリアからスタート!このエリアは前日に多くの魚が貯まっていることを確認(魚種まで判別できず)バイトはあったので1時間ほど粘りようやくバイトが出るもニゴイ…映る魚種が全部ニゴイなのでは?と疑心暗鬼になりこのエリアを諦め本湖ヘ移動、途中によった橋脚のゴミ溜まりヘ『DBTS66M』を使用したコイケミニのPFでカバーを打って600gを釣って1本目、とりあえず落ち着かせてくれる1本!
本湖ヘ移動してなるべくカレントの効きやすい沖のオダに焦点を絞って数あるオダの中でもベイトのついているオダにはバスが付いているまたは回遊して入ってくるのでそういったポイントをひたすらランガン
リグは『ギーラカンス4インチ』10gフリーリグ!フォールは速い方が反応がよいのですがギーラカンスは塩が配合されてるとはいえエラストマー素材で若干フォールスピードで抵抗になってしまうので10gフリーシンカーを選択、アプローチとフォールスピードがハマって直ぐに2本追加でリミットメイク!
風が吹いてきてから回遊してくるバスの頻度上がってそこからギーラカンスのフルフッキング祭り!!本湖の魚は濁りの影響を引きずっていてフィーディング出来ていないのか痩せてる個体多く、リミットが揃った瞬間上流でウエイトUPを狙うか一瞬迷いましたが決してイージーではないので本湖で地道に入れ替えを繰り返してウエイトを稼ぐ方を選択、そこから試合中は終始本湖をやりきりました。
3本で2720g、思っていたより少し軽めのウエイトでしたが予想通りのローウエイト戦だったので僅差で逃げ切り優勝する事が出来ました!!
最終戦なので気になる年間順位ですが今年はデコとポイント圏外をやってしまいあまり気にしていませんでしたが、最終戦の結果で年間8位→3位まで年間順位をジャンプUPする事が出来ました。
南千葉チャプターはこれで一段落つきましたが10月にある関東Bブロック大会が高滝ダムなのでこちらも頑張っていきたいと思います。
タックルデータ
DBTC702H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA14ポンド
本湖フックリバイバル5#4/0
フリーシンカー10g
ギーラカンス4インチ
DBTS66M
ハイギアスピニングリール
アブソルートPE1.2号+フロロリーダー12ポンド
バリバスループモスキート#1+TGグレネードクイックチェンジャー3.5g
コイケミニ
DBTC73H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA16ポンド
バウヘッド14g+#6/0フック
ギーラカンス5.8インチ
2024年09月06日
夏の相模湖、津久井湖『デュラビティ』シリーズ炸裂!:馬場孝介
皆さんこんにちは!今年もお盆休みは恒例の相模湖、津久井湖強化月間というわけで行ってきました!まずは津久井湖から…
例年だと夏水位になり減水している津久井湖ですが今年はゲリラ雷雨など雨が多かったせいか水位は高めでいつもの夏の風景とは違います。
この状況だとバンク際の方が釣果は優勢か?となりますが私の場合8〜12mとディープの釣果がほとんどでした。
房総フィールドに慣れていると夏でも深くてせいぜい4〜6mくらいのレンジしか手を出さないので夏場の10mディープは最初は抵抗があり、慣れませんでしたがそんな不慣れな中でもバシバシ釣果に貢献してくれたのが『ミミキング6.8』のヘビーダウンショットです。
主にディープの立木や岩盤+崩落といったストラクチャー周りに居着いている、または回遊してくる魚を狙い、特に素早く落ちるフォールに反応が良かったので余計なパーツがなく素早くフォールさせられるミミキング6.8、なおかつエラストマー+塩がフォーミュラされた『デュラビティ』ならではの水押も効いたように思います。
良い所に入ればフォールでバイトがでます、反応が悪くなったら物に絡めてシェイク、ミドスト、ワームのアクションにもメリハリをつける、あとはワームカラーをローテーションさせることで1つのエリアでも定期的にバイトを出し続ける事が出来ました。
〆はミミキング6.8インチの7gヘビーダウンショットで50UP!!今まで苦手意識のあった津久井湖ですが今回の釣行ですっかりハマってしまいました。
お盆後半は相模湖
今年の相模湖は沖にワカサギが全くおらず例年なら夏場でも多少は居たはずなんですが…なのでボトム付近のベイトへフィーディングしている魚が多いようで必然的にボトムの反応が良好
相模湖でもミミキングのヘビーダウンショット!
今回ギーラカンス4インチの10gフリーリグが最も反応が良くてフォールでボトムまで追わせて着底後はラインをダルンダルンの状態まで出してステイ、ここでラインを張ってしまうと嫌がりバイトが出ないのでギーラカンスの食わせの力を信じて待つのみ、そうするとラインがスーっと走るのであとは糸フケを取ってフルフッキングです。
今回の相模湖最大サイズはムシエモン!
オーバーハングに回遊してくる魚にはムシエモン!こちらも例年と比べて沖からハングへ回遊してくる魚が少なく感じましたがフィーディングで差してきているので見つければ食わせやすく、特にハングの真下にステイしている魚よりハング周辺を回遊している魚の方がエサを探してる状態なので口を使わせやすいです、先回りしてムシエモンのちょうちん、狭い隙間ならムシエモンをスキッピングでねじ込んでからドッグウォークで誘います。
今回のお盆釣行はほぼ『デュラビティ』シリーズの釣果となりました、画像のワームで一体何十匹釣ったことか…それだけ耐久性及び食わせの能力が高いワームとなっているのでぜひ皆さんも『デュラビティ』シリーズを体感してみて下さい!
タックルデータ
ブルートレック67MLBF
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA10ポンド
本気フックリバイバル5#1/0
7gDSシンカー
ミミキング6.8インチ
ブルートレック702H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA14ポンド
本気フックリバイバル5#3/0
10gフリーシンカー
ギーラカンス4インチ
ブルートレック65L+
ハイギアスピニングリール
アブソルートPEX8 1号
フッキングマスターヘビークラス#1/0
ムシエモン
2024年07月05日
南千葉チャプター第3戦『ブラックマリアカップ』参戦記:馬場孝介
皆さんこんにちは!今回は5月12日に開催された南千葉チャプター第3戦『ブラックマリアカップ』の内容をレポートしたいと思います。
湖の状況はスポーニングは一段落、アフターの個体が多い印象で晴れれば縦ストに付きローライトであれば沖でオイカワにフィーディングしている魚が見られました。
晴れて竹のカバーや沖のオダに付いた魚は『トルキーストレート4.8インチ』のPEベイトフィネスのカバーネコ!特に竹のカバーはスモラバでさえスタックしやすく、ストレートワームの貫通力といざスタックした時にストレートワームだと折れ曲がってくれるので竹のカバーにはトルキーストレートを多用する事が多いです。
また本湖まわりのカバーは上に遮るものがなくロングロッドであればキャストや魚の取り込みが楽になります、なので本湖で使用するPEベイトフィネスロッドは『DBTC71MH-PF』です。
ローライトでも風が出てしまった時は深場の沈み物パターン!メインで使用していたのが『ギルーラ3.5インチ』のネコリグ!本湖のデカい魚ほど少し深いレンジでバイトが出ていて今回ギルのレンジとバスのポジションが同じだったのかギルーラへの反応が良かったです。
始めは通常とおりのネコリグセッティングでしたが規模の大きい沈み物にアプローチ出来るように上記のようなカバーネコセッティングに変更しました。
このような感じで天候に合わせていくつかパターンを用意していざ本番!当日は強風予報だったのでエリア移動を考えて14ftを選択。
朝一は予報が外れそこまでの風はなく風裏のオイカワの溜まっているポイントからスタート!表層にときよりボイルしている様子も確認できたので羽モノを選択、手広く流していきブイ横を通した瞬間に水しぶきが上がりバイト!この魚がちょうどキロくらいのナイスキーパー
追加を狙い同じく羽モノで流すも予報どおり風が吹き始め水面が荒れてしまい羽モノは断念…
そこから敢えて荒れている本湖へ向かい橋脚やオダなど縦ストをクランクで狙います、まだ横の動きに反応の鈍いタイミングですが天候でスイッチが入りアフター回復の魚であればバイトしてくるだろうと予測、本湖水中まで伸びる階段へクランクでアプローチ、ロッドは階段を舐めるように巻きたかったのと強風時でも飛距離が出るようにグラスコンポジットの『DBTC70M+FM』を選択、階段へ色々な角度から巻いてクランクが階段から抜けたときに押さえ込むようなバイト!この魚が1200gで2本目
そこからしばらくバイトが遠のき…ここでプラで見つけていたギルーラネコリグパターン、ロッドは『DBTC71MH-PF』PEベイトフィネスロッドではありますが軽めのリグもシェイクしやすいようにティップが入り込みやすいロッドに仕上がっているので今回のような抵抗のあるネコリグ、バックスライド系にオススメな1本です。
沈み物へギルーラをフォールさせ着底後は物に絡めながらロッドを縦にシャクってギルーラのボディの面で水を押しまたフォール、この動作を数回繰り返した後の着底で『コン』と弱いバイト!物に絡まれる前に強引に寄せてランディング!すくった直後にフックが外れたのでホントに危なかった…この魚がキロジャストでリミットメイク!
この後も追加して計6本釣るも最初3本を入れ替えする魚はなく終了、3本3200gで3位!
今回は目まぐるしく変わるフィールドコンディションにそれぞれアプローチを変えて対処出来た事がキーだったように思えます。ハイシーズンに入り試合が続きますが次戦も頑張ります。
タックルデータ
DBTC702H
ハイギアベイトリール
バリバスフロロカーボン14ポンド
羽モノルアー
DBTC70M+FM
ローギアベイトリール
バリバスフロロカーボン12ポンド
ディープクランク
DBTC71MH-PF
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA14ポンド
ネイルシンカー1.5g
本気ネコフック#1
ギルーラ3.5インチ
2024年06月05日
南千葉チャプター第2戦スミスカップ参戦記:馬場孝介
4月14日に南千葉チャプター第2戦スミスカップが開催されました!
4月の大会ということで高滝ダムではワカサギパターンが王道ですがスポーニングも絡む時期なので縦ストの釣り、護岸際のフラットの釣りなど色々なパターンが狙えます。
今回フライト順や人の集中を考えて上流域はメインにせず本湖の釣りを選択し狙ったパターンは3つ
まずはミノー、ジャークベイトパターン!縦ストに浮くプリをジャークで引っぱり食い上げさせる釣り方とフラットへフィーディングしている魚をミノーのただ巻きで狙う釣り方で使用したロッドはブルートレックの『DBTC65M+BF』PEBFロッドですが65という取り回しの良さからアクションさせやすくミドルサイズのジャークベイトをメインに使用しました。
次に本湖と上流の境い目や本湖の少し深めでワカサギが溜まっているエリアにはヴィローラ3インチ、4インチのボトストでボトムへ追わせて食わせるパターン、ジグヘッドは2.7gと少し重めウェイトを使用するのでロッドはブルートレックの『DBTS66ML-S-MIDSP』のパワーミドストロッドを使用。
最後は本湖護岸際へスポーニングを意識して上がってきている魚を狙う釣り方でメインは3.5gのフリーシンカーにD2HOG、濁りが強ければ3インチのホッグ系ワームを使用して必要以上にスタックさせないためにも3.5gと軽めのフリーシンカーを使い、この時期に多い弱いバイトもリグをノーシンカー状態にすることで吸い込みやすくさせるためのフリーリグです。ロッドはブルートレックの『DBTC67ML-BF』、ファーストテーパーでティップも入り込みやすく細かなアクションくわえられ、魚を掛けた時もベイトフィネスでは強めのMLパワーで魚の不意の突っ込みにもロッドの粘りで抑えられて魚をキャッチすることができます。
この3つのパターンで挑んだ本番はというと朝はランダムで桟橋ごとのフライト順が決まり私の桟橋は2番目、思ったより悪くなかったので急遽予定していなかった古敷谷川上流へ朝一向かいますが先行者とエリアがバッティングしてしまい上流アタックは失敗…
その後は本来予定通り本湖の縦ストをランガンしますが大会の日に限って風は弱くジャークベイトにはキツい展開、最後の護岸際に差してくる魚も休日開催ということでおかっぱリの方も多く思っていた場所に入れないと前半はかなり苦戦しましたが逆にバンク際にプレッシャーがかかり、バンクから少し離れた沈み物にバスが着くのでは?とアプローチを変えたらこれが正解でランガンするたびバイトがあり最終的に5バイト4フィッシュ、3本2440gで11位の結果で終了
かなりの僅差で順位が変動する春の試合、小さい一匹を入れ替え出来なかったのが悔しいですがまだ2戦目で始まったばかり、更に順位が上げられるように次戦も頑張ります!
タックルデータ
ジャークベイト用
DBTC65M+BF
ハイギアベイトリール7:2:1
フロロカーボン12ポンド
ミドルサイズジャークベイト
ヴァルナ、ワンテンJr
ボトスト用
DBTS66ML-S-MIDSP
ノーマルギアスピニングリール
スーパートラウトアドバンスダブルクロスPE0.6号+フロロリーダー5ポンド
ジグヘッド2.7g
ヴィローラ3インチ、4インチ
フリーリグ用
DBTC67ML-BF
ハイギアベイト8:1:1
アブソルートAAA8ポンド
本気フックリバイバル5 #2
3.5gフリーシンカー
D2HOG
2024年04月26日
DBTC-71MH-PFで新利根川のキッカーフィッシュ!:馬場孝介
皆さんこんにちは!2024年もDSTYLEフィールドスタッフとして頑張らせてもらいます、早いものでフィールドスタッフ歴も9年?10年目?になりましたが今年も張り切って行きます!
さて今年初バスを釣ったフィールドは新利根川!1月4日に松屋ボートさんで開催された『新春フレンドリーカップ』常連さん同士でワイワイやろう的なノリの大会ですが競技時間中は皆さんガチです!
朝の新利根川の水温は6℃台…去年の同時期は4℃台だったので2℃ほど高い!私にとってはプラス要素、この日のプランとしてエリアは比較的水深があり霞ヶ浦と繋がっている妙義水道にあるシートパイルとその周辺に沈んているストラクチャー狙い
このエリアを『Dαメタルバイブ7g』で丁寧にストラクチャーへ絡めて誘っていく釣り方でこれが不発なら寒さをブロックするフローティングカバーを時間を掛けて打っていく展開です。
大会スタート!川を選択して移動する方が多いなかで数少ないスノヤワラ組としてスノヤワラへ舟を進めます、お目当てのシートパイルへ到着して水中の様子をライブスコープで確認すると魚種問わず色々な魚が映り生命感アリアリで期待が膨らみますが…
『Dαメタルバイブ7g』のリフト&フォールにはアタリが出ず横の釣りにシフトして『ディーブローシャッド58SP』をただ巻きで探るも数回謎の魚種に触れるのみでバイトには至らず…
やっぱり冬の霞ヶ浦水系甘くないかぁ〜とエリアは変えず丁寧に粘るもあっという間に時間は過ぎていき大会終了まで1時間ほどになってしまい、戻りつつフローティングカバーを『DJIGカバー3.3g+D1』で打っていきます、
最後にスノヤワラと新利根川を繋ぐ水門周り、ここは水深もあるので丁寧に打とうと周辺のフローティングカバーを『DBTC-71MH-PF』を使用したPEBFで打っていくと小さなポケットへキャストが決まりDJIGカバーを徐々にレンジを刻みながら落としこんでいくと微かなアタリからロッド伝わる生命感…すかさずフッキング!カバー内で暴れる魚、最近の新利根川は雷魚も多いので魚影を見るまで安心出来ません!
そして出てきた魚は…
冬のシャローに残っている値千金のグッドコンディションバス!今回釣れたようなフローティングカバーのポケットへのカバー打ちは軽量リグだと1回で落とし込めない事が多いので何回かキャストすることになりますがPFだと手返しが悪くテンポも悪い、リグの回収の速さとキャスト精度の理由から今回PEBFに部がありました。
参加人数は40人ほどで釣れたのは2名のみ…何とか貴重な1匹を絞り出して2位!やはり冬の釣りは甘くない!それでも冬に釣れる魚はデカくコンディションの良い魚が多いのでどの季節よりも鮮明に記憶に残ります。
皆さんも記憶に残るシビれる1匹を求めて冬のフィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか。
タックルデータ
ブルートレック66M
スピニングハイギア2500
バリバス アブソルートPEX8 0.8号+フロロリーダー8ポンド
Dαメタルバイブ7g
ブルートレック65L+
スピニング2500
バリバス アブソルートPEX4 0.6号+フロロリーダー6ポンド
ディーブローシャッド58SP
ブルートレック71MH-PF
スティーズCT 8:1:1
バリバス アブソルートPE X8 2号+フロロリーダー12ポンド
DJIGカバー3.3g+D1
2023年11月28日
4年ぶりキャスティング岩槻インター店×青木大介カップレポート!:馬場孝介
10月7日にキャスティング岩槻インター店×青木大介カップが開催されました!コロナ等の影響もあって4年ぶりの開催となります。
今回はデジタルウエインでキーパー25cmラージマウス2匹の全長勝負!ライブウェルを持っていない方でも参加出来るのでエントリーしやすかったと思います。
さて大会当日の亀山ダムの状況として今年は猛暑で夏場に3m近くまで減水、そこから台風の雨で一気に満水まで戻り、その時の濁りが残ってしまってかなりタフコンディションになってしまいました。
私も参加させてもらいましたが何だかんだで2ヶ月ぶりの亀山ダムでこの濁り、朝は冷え込みもあって最初はギルーラ3.5インチの7gフリーリグをカバーへ打っていき早々にバイトが出るもまさかのノンキー、その後は濁っているのに沖でフィーディングしている事に気付いてヴィローラ4インチのノーシンカーで釣るもこちらもノンキー…結局正解にたどり着けないままノーフィッシュで完敗、ホントに難しかったー
そんなタフコンディションを制した上位5名!!
パターンを聞くと濁りと風の吹いたタイミングに合わせてスピナーベイトやチャターベイトといったアピール力の強いルアーでグッドサイズ
キャッチしたようで1位の方はカバーにPFで見事に50UPを釣り優勝!上位の方々の釣り方はまさにフィールドコンディション上手くアジャストさせた結果だったと思います、おめでとうございます!!
そして大会の後は皆さんお待ちかねのジャンケン大会!豪華商品盛り沢山!青木プロの個人協賛もあって白熱したジャンケン大会となりました〜、ちなみにですが青木プロジャンケンもめちゃくちゃ強いです。
4年ぶりで久しく開催されていなかったのでどうなることかと思いましたが大会中も終始笑いありで事故もなく無事終えることが出来ました。
大会が開催されなかった期間も『今年は青木大介カップやらないんですか?』とよくお話をいただいていたのでそれだけ皆さんが楽しみにしてくれている大会なんだなと嬉しく思います、次回は今年以上に盛り上げて行きたいので楽しみに待っていて下さい。
2023年10月19日
相模湖はSVSB、房総フィールドはマイティストレート、トラスターが活躍!:馬場孝介
皆さんこんにちは!いや〜、今年はとにかく暑い…いつまでこの暑さが続くのかと思うとげんなりしますが、今年のお盆休み前半は相模湖に行ってきました!
私が行った時の相模湖の水位は満水に近くオーバーハングも水に浸かっていてそういった場所には小魚が群れており、これを狙ってバスもオーバーハングまわりをスクールで定期的に回遊している状況でした。
回遊してくるバスにはSVSBをオーバーハングに吊るして水面直下で誘うアプローチに反応が良く、水面を割るバイトはとてもエキサイティング!これぞ夏の釣りというバイトを堪能!
水面に反応の悪い魚はSVSBのフォール、活性の高いバスは吊るしでほぼ口を使うのでフォールは活性が低くて反応させづらいバスに対してのアプローチになりますが、以外と反応の変わるバスも多くて吊るしで鼻先までくるのに…といった状況でフォールのアプローチを加えてやると反応が一気に変わり口を使うバスもいるので試してみて下さい!
相模湖ではライブの釣りなど色々試す予定でしたが結局1番反応の良いSVSB吊るしの釣りがほぼメインになってしまいました。そしてお盆休み後半はいつもの房総フィールドへ
房総フィールドはあまりまとまった雨がなくどのダムも軒並み減水傾向、中には5m以上減水しているダムもあります。
亀山ダムも現在3m減水、数年に1度レベルの減水です。
水温も連日30℃超えでこんだけ高いとスローな釣りよりも速い動きでリアクションバイトさせる方が反応が良く、ここ最近活躍しているのがフットボールジグ+トラスター3インチとマイティストレート4.3インチのヘビダンです。
使っているフットボールジグは房総フィールドという事もあって少しボリュームが抑えられてるコンパクトなフットボールジグを選択、これがトラスター3インチとサイズ感がマッチ!これを岩盤や岬の先端〜ブレイクにキャスト、トラスターのトリプルテールのアクションでフォールバイトを誘い、着底してからはジグストで誘います、ライブスコープを見ているとジグスト最中にバスが舟の手前まで追ってくることもしばしばなので最後まで丁寧にジグスト出来るかで釣果も変わります。
もう一つのマイティストレート4.3インチヘビダン、使い所はほぼフットボールジグと同じですがこちらはストレートワームを使っているのでフォール中に抵抗がなく『ストン!』と落ちていくリグのため、よりリアクションバイトさせやすくてオフセットフックを使用したヘビダンなのでフットボールジグよりも複雑な場所に打っていけます。
減水中の亀山ダムはほぼこの2つのリグによる釣果でしたが9月になっても減水傾向は続くと思うので速い動きのリアクションバイトを意識すると釣果アップに繋がると思います、ぜひトラスター、マイティストレートを試してみて下さい!
タックルデータ
吊るしタックル
DBTS662L
C2500HG
アブソルートPEX8 0.8号+フロロリーダー8ポンド
ガード付きマス針#3
SVSB
フットボールタックル
DBTC702H
ハイギアベイトリール
アブソルートAAA14ポンド
14gフットボールジグ+トラスター3インチ
ヘビダンタックル
DBTC67MLBF
ハイギアベイトフィネスリール
アブソルートAAA8ポンド
本気フックリバイバル5#1
DSシンカー 3.5〜5g
マイティストレート4.3インチ
2023年07月26日
5〜6月高滝ダム釣果レポート:馬場孝介
こんにちは!フィールドスタッフ馬場孝介です。
バス釣りシーズンも本格的な季節になると同時にチャプターの試合も月に1度は開催されるようになり、いよいよトーナメントシーズンに入りました!今回は試合の関係で高滝ダムへ行く機会が多かったので試合中に活躍したリグなどを紹介します。
まず5月の高滝ダムはスポーニングもまだまだ引きずる時期なので本湖の方が安定してバイトが取れる状況で1〜2mくらいの比較的バンクに近い沈み物にオスのバス、沖のオダや橋脚など少しバンクから離れた縦ストにメスのバスといった感じでエリアで釣り分けることが出来て特に後者のメスのプリバスに有効だったのがギルーラのネコリグです!
使い方はギルーラのネコリグを縦ストへフォール、アクションは浅い縦ストであればバックスライドになり水深のある所ではスパイラルフォールになります。着底してからは強めにロッドを縦さばきで2回ほどシャクるとギルーラのボディの面で水を押すのでこの水押しがプリバスにめっちゃ効きます!
フックはギルーラ3.5インチには『スーペリオCNフック#3/0』ネイルシンカーは2.6〜3.5g、ギルーラ2.5インチには『本気ネコフック#3』ネイルシンカー0.9〜1.8gを使用。
上記のフックを使用した理由は画像の○部分ワームキーパーとアイまでの距離がギルーラボディの肉幅に合って収まりが良いのとオフセットネコリグの方が物にタイトに落としやすく、シャクった時も不要なスタックや根掛かりを防げるからです。
5月の南千葉チャプターはギルーラのネコリグをメインに本湖勝負で2510gで14位、デカイ魚に限ってミスしてしまった事が悔やまれます…
さて6月になるとスポーニングも一段落してアフターの個体も増えてより水通しの良い沖の縦ストで釣れる傾向が多くなります。
オダまわりにはD-JiGカバー!オダに絡めてライブでバスの反応を見つつアプローチ、1点シェイク、フォール、スイミング、個々のバスでアクションの好き嫌いがハッキリ別れます。
そして上流部のポテンシャル上がってくる時期でもあり、このタイミングだと色々なベイトを捕食しているので色々なルアーに反応があります。
インレット、シェード絡みにはエビソン!スキッピングで奥へねじ込みそこから少しフォールさせてからの2ジャーク&ポーズ、これを繰り返すと何処からともなくすっ飛んできて本気バイト!これを体験しちゃうと病みつきになります。
その他にも虫やカエルといった水面に近い表層にベイトも増えてくるのでSVSB、ピクセン、デューバの出番!どのリグも移動距離を抑えた誘いがキモでなるべくシェードからルアー出さないように誘い続けることでバイトに持ち込みやすくなります。
6月25日に開催された高滝湖オープントーナメントでは本湖でウェイトを出しづらく終始上流に徹してインレットへロングワームのドリフト、シェードでSVSBの吊るし、上流のカバーでD-JiGカバーできっちり3本揃えて3510gで3位!
これから7月になるとシェードの少ない本湖の水温は30℃を超えてより沖の縦ストや暑さで弱ったワカサギの群れに依存するようになり、上流は流れの当たる側へ魚が集まるようになります。7月は本湖も上流もハマれば爆釣が可能ですがホントにシェードの少ない湖なので熱中症対策は万全でお願いします。
2023年05月29日
新利根チャプター第2戦「OSP CUP」参戦レポート:馬場孝介
4/25に新利根チャプター第2戦「OSP CUP 」が開催されました。
今年も例年とおり4月下旬の開催ということでこの時期になるとこちらの水系では田植えが始まるタイミングで代掻きの水が各水門から流れてきて全体的に水質が悪くなります。
こうなってしまうと比較的に水質が良くなるアシ際やミズヒマワリなどのベジテーション周りの釣りを余儀なくされて打ち系の釣りがプラの段階でメインになりました。
巻きの釣りにも反応はありましたがこれも水の良い所、しかし風向きや水門の開閉で日によってコロコロ変わり中々パターンを絞るまで行きませんでした。
エリア選択に関しては水門から出る水の影響がないスノヤワラ妙義水道の水質が良くてバイトは少ないものの釣れればキロUPが固く、ただ反応があるのが朝の早いタイミングだけで1日粘ってもリミットメイクは難しい印象…
川の中流域は1番魚影が濃くてタイミングが合えばサイズも狙える手堅いエリア選択ではありますがエントリーしやすいため、どのエリアよりも人が集まりフィッシングプレッシャーとバッティングが多くなると予想
そして川の上流域は水質の良くなる区間もあり、また会場の松屋ボートからそれなりの距離もあるためバッティングやフィッシングプレッシャーも少なく釣りがしやすい、ただ行き帰りで3時間、風向き次第では4時間は考えておく必要がありハズしてしまうと後がない1番リスクの高いエリア選択です。
そして試合当日、参加人数は70名以上と平日開催なのに凄い人数!ちなみに選んだエリアは1番リスクの高い上流域、バッティング回避と今後の経験のためにもと思ってのエリア選択です。
スタートしてからはエレキに負担をかけないようにそこまでスピードを出さずに要所で釣りをしながらメインスポットを目指します、目的のエリアに到着したのがスタートから1時間半後で水質が良く矢板や薔薇が複合するカバーが連なるエリア
まずは薔薇のカバーへ「D-JlG COVER3.3g+D2HOG」のベイトフィネスPEを吊るしでカバーへ打っていき「600g」、その後は東風が強くなってしまいカバー打ちが困難になったところで矢板に狙いをシフト、矢板外側に高比重ワームのノーシンカーを打っていき「400g」と帰着しなければならないギリギリのタイミングでキッカーの約「1500g」を追加してリミットメイク!帰りは完全に向風になっていて行きより更に時間がかかりましたが何とか帰着することが出来ました。
3本で2470gで2位
時間配分を考えるとハラハラの展開でしたが今後のためにも良い経験だったと思います。
今回の試合でメインになった「ベイトフィネスPE」より軽くフィネスなリグをテンポよく精度よくカバーへ打っていくのに私にとって欠かせないタックルになりました!かなり煮詰まってきましたが更に精度を上げていきたいと思います。
タックルデータ
ブルートレック68M
アルファスエア
PE1.2号+フロロリーダー12ポンド
D-JlG COVER3.3g+D2HOG
ブルートレック68M
アルファスエア
PE1.2号+フロロリーダー12ポンド
本気フックリバイバル5 4/0
カバースキャット2.5インチ
2023年03月15日
真冬の親睦会&スキルアップトーナメント!:馬場孝介
皆さんこんにちは!2023年もDSTYLEフィールドスタッフとして活動していきますのでよろしくお願いします。
今年1発目のレポートは1月中旬に戸面原ダムで行われた「デビル会」と言われている親睦会の内容です。
そもそも「デビル会」とは?を簡単に説明すると、基本1月~2月はバス釣りにおいてシーズンオフともいえる期間(今では真冬でもバス釣りをする人はかなり増えましたが )で大会などのイベントもほぼなくマンネリしてしまうタイミングでもあります。そんな中でもお互いの釣り技術向上や個々のフィールドの情報交換の場という意味もあって始まったのが「デビル会」です。
私は初期メンバーで参加させてもらっていますが初めは数十人規模の親睦会でした、今では各方面の猛者、メディアで活躍するトッププロと年を重ねるごとにメンバーも豪華に賑やかになっていきました。
そして毎年房総のダムで開催されているのですが今年の戸面原ダムのフィールドコンディションは前日に暖かい雨が降り、濁るほどではありませんがインレットが発生、水温もこの時期のリザーバーなら5~6℃台ですが雨の影響で朝一から7~8℃台といかにも何か起こりそうなタイミング…ただ気温は夜のうちに暖気は抜けて当日朝から徐々に下がっていく予報です。
順位は3匹の個体寸法を点数換算するデジタルウェイン方式、換算内容は割合しますが大きい魚を釣った方がポイントは高く、サイズが下がるほどポイントも低くなります。サイズを狙うか、リミットメイクを優先するか、真冬なので両者共に難易度は高いです。
当日私のプランは朝一に昨日の雨の名残が残っているインレットでサイズを狙い、不発だったらそこからリミットメイクを優先する流れです、朝は予定通り実績のあるインレットに直行しますがやはり考えていることは皆同じということで先行者にインレットに入られてしまいサイズ狙いは断念…ただ入られた方も釣れなかったようなのでインレットパターンは機能してないのでは?と考え早々にリミットメイク優先に変更。
ディープで狙っていたエリアは上流と本湖が隣接する中流域7~8mニアディープの沈み物や地形変化、リグは「D・Sカマー2.5インチ」のPEDS!戸面原ダムは立木や崩落などゴージャスなストラクチャーが多いためリグを絡めてバイトが出た際に3、4ポンドだと心細いですがPEDSだと安全してやりとりできます。
上記のエリア選択とタックルセッティングが合っていたようでミスなく立て続けに2本キャッチ!
イメージした場所でバイトが取れているので今度はよりフィーディングエリアになっていそうなディープにあるハンプ形状のテッペンへリアクション重視の動きでサイズを狙うため「Dαメタルバイブ7g」の小刻みなリフト&フォールで舟際手前に引っ張ってくるのではなく、なるべく1点でリフト&フォールさせてバスの目の前でチラつかせるイメージで誘います。
少し枝に絡めて数回誘っているとリフトするときに抑え込むようなバイト!メタルバイブのバイトは瞬間的に食ってきて掛かりも浅いことが多いため慎重にランディング
掛かりが浅いどころかバックリ咥えこんでいました!
Dαメタルバイブに釣れた魚でサイズアップに成功してリミットメイク、結果は3位でした。
他の上位者の釣り方はシャローで釣れた方もいましたが思ったほどサイズは出ずにディープの魚を交ぜる形だったそうです、ただ1位の方はライブスコープで2mにサスペンドしている魚をシャッドで食わせる釣り方で私とまったく違うアプローチで釣られていたので驚きました。
こうした新しい発見があるのも大会ならではですし、冬は魚からの反応も薄い時期ですが新しい釣り方やスキルアップで腕を磨くには絶好の季節なのでぜひ冬の1匹を求めてチャレンジしてみてください。
タックルデータ
ブルートレック61UL+S
スピニングリール2000番H
スーパートラウトアドバンスダブルクロスPE 0.6号+フロロリーダー7ポンド
DSシンカー2.2~2.7g
本気フックリバイバル5 #2
D・Sカマー2.5インチ
ブルートレック66M
スピニングリール2500H
バリバス8 0.6号+フロロリーダー8ポンド
Dαメタルバイブ7g
2023年01月12日
秋~初冬の亀山ダムレポート:馬場孝介
皆さん、こんにちは!徐々に寒さも増して冬の到来を感じる季節になりました。そんな中で秋~初冬の亀山ダムは冬らしからぬ表層~中層のフィーディングが熱かったです。
毎年あるパターンではありますが年によってターンオーバーや大雨による濁りの影響があると成立しないので年々によってムラがあるのですが今年は秋にかけてあまり雨が降らなかったことで水質もクリアアップしてフィーディングパターンの当たり年になりました。
追われているベイトは2パターンで1つはオイカワ!このフーディングにはヴィローラ2.8インチ、ヴィローラスリムのノーシンカー、ホバストを使用します。ノーシンカーは連続したショートトゥイッチで水面に興味を持たせてリアクションで口を使わせる釣り方で風が吹いて水面が使えない時は浮力の少ないヴィローラスリムのノーシンカー、ヴィローラ2.8インチのホバストで少しレンジを下げてアプローチします。
もう1つのベイトは最近亀山ダムで増えたワタカの稚魚らしき小さなベイト!このベイトは小さな群れの固まりを作って潜る力はあまりないようで水面を漂っています。これにバスが突っ込むようにフーディングしていてベイトのサイズが小さいのでルアーをベイトのサイズ感に合わせるのが難しいですが水面に漂っているものに反応するようで小さめの放置系のプラグでバイトをとることができます。
このフーディングに効くのでは?とプロトのイチリンを送ってもらい色々反応を試してみましたがやはり有効でした!
フーディングを狙うのは朝夕まずめ、ローライトな日が狙い目!さすがに日が出てしまうとタフってしまうため季節とおりのディープの釣りがセオリーになります。ここ最近メインにしているディープの釣りはDSカマー2.5インチを使用したPEDSです!
PEDSのメリットとして日中になるとディープのストラクチャーにタイトにつくバスに対してライトラインだとストラクチャーに巻かれた際に心細いですがPEDSだと多少強引なやり取りでもラインブレイクのリスクが少ない、フロロラインに比べてラインがコイル状になってリールへ巻き込みやガイドに絡むなどの釣り最中に起きるライントラブルが少ないことです。
PEラインとフロロリーダーは比重が違うので最初は違和感があると思いますが慣れるとストレスフリーに釣りをすることができます。
今後の亀山ダムは冷え込みが増せばフーディングパターンは終了して更に冬よりの釣りがメインになってきます。それと冬場に数回のニジマス放流が行われるのでフレックスローラ、ヴィローラ5インチとニジマスにサイズ感を合わせてチャンスは少ないですがニジマスパターンをやりきるのもアリです。
タックルデータ
ブルートレック60UL-S
スピニングリール2000番ハイギア
MGフロロカーボン3ポンド
フッキングマスターバーサタイルフィネス #1/0
ヴィローラ2.8インチ
ブルートレック610L-S
スピニングリール2000番ハイギア
スーパートラウトインフィニティ0.3号+フロロリーダー6ポンド
イチリン
ブルートレック61UL+ーS
スピニングリール2000番ハイギア
スーパートラウトアドバンスダブルクロスPE0.6号+フロロリーダー6ポンド
本気フックリバイバル5 #2
DSシンカー2.2g
DSカマー2.5インチ
2022年10月27日
東京チャプター「ラッキークラフトCUP 」参戦記:馬場孝介
皆さんこんにちは!10月に入って各地の大会に参戦、天候も秋めいてきたことで私的に巻物の釣果が目立ち、その際に今年から新しくブルートレックシリーズに加わった「DBTC70M+-FM」が活躍してくれました。
10月2日に開催された東京チャプター「ラッキークラフトCUP 」今回は津久井湖戦です。
連続した台風の影響で濁りの入った津久井湖、秋になると魚のレンジが一気に深くなるイメージの湖ですが濁りのせいかディープレンジでバイトを取ることが出来ず逆にシャロー際のカバーがプラだと反応が良かったです。
レイダウン、冠水ブッシュへ薄めのカバーにはトルキーストレート4.8インチの1.8gカバーネコのPF、密度の濃いカバーにはトラスター3インチ5gリーダーレスDS、この2つを使い分けていましたが釣れるサイズは500g~1Kgくらいまでキーパーサイズも35cmなのでノンキーをかわしていかに良型を揃えるか迷い所です。
本番は釣れた魚のサイズが良かった大沢ワンド周辺のカバーへ入り、日中のタイミングになってから名手橋~沼本ワンド近辺のカバーをランガンしていくプラン。
朝はフライト順が後方になってしまったので大沢ワンド周辺は断念、予定より早く名手橋周辺から流していきますがプラの時よりバイトが浅くミスの連発、沼本方面も状況が変わってしまったようで本命のエリアは沈黙…この時点で万策尽きたといった感じでしたがここでプラの時に試していなかった岩盤+立木が絡むようなミドルレンジに狙いを変更。
リグは「DBTC70M+-FM」を使用したディープクランク、ライブスコープでベイトのいる岩盤を確認して少し沖にある立木へディープクランクを数投、ライブでレンジを確かめつつルアーが立木まで届いていなかったのでロッドを水中にいれてレンジを補正、水中の立木にクランクが当たったタイミングでバイト!!
リアフックのみのショートバイトでしたがグラスコンポジットの食い込みの良さ でバイトを深くすることが出来フッキングまで持ち込めて更に何回かの強烈な突っ込みも「M+」という少し強めのグラスロッドのおかげで魚をキャッチすることが出来ました。
この1匹の後はカバーで追加するも33cmでノンキー…最終的に1本のウエインになり2030gで13位、キッカーが入ったのに活かせなかったのは悔しいですがとっさの判断でミドルレンジから魚をキャッチできたのは収穫でした、今後も状況変化を素直に受け入れてアジャストしていけるようになりたいです。
ブルートレック70M+-FM
ローギアベイトリール8:5:1
アブソリュートAAA12ポンド
4Mダイバークランクベイト
秋は巻物の反応が良くなるといいますが徐々に魚のレンジが深くなってくる時期でもあるのでそうなるとディープクランクやウェイトの重いスピナーベイトなど抵抗の強いルアーを使う機会が多くなると思います、そこでハリがあって食い込みやすい少し強めのグラスコンポジットロッドが有効になってきますので「DBTC70M+-FM」はとてもオススメな1本です。
2022年09月12日
7~8月の高滝ダム釣果レポート:馬場孝介
皆さんこんにちは!最近はライブスコープの練習をかねて高滝ダムに通い込んでいます。
7~8月に1番釣れたワームは自分の中でダントツ「デューバ」です。
主にオダや橋脚といった縦ストにフォールメインの釣りなのですが、フォールの際にボディ全体が左右に小刻みにユラユラ揺れて更に両側にある無数のアームがピリピリ動きながら落ちてゆくのでフォールだけでも水押しの強いワーム形状になっています。
朝一ローライトでプレッシャーの低い時間帯はフォールからの落ちパクバイトが多いですが日中になると夏の高滝ダム本湖は水温が35℃近くまで上がり、こうなると魚のレンジも深くなるのでデューバに0.4gのネイルシンカーを入れてフォールスピードを上げるのとワームアクションもフォールさせてからミドスト気味に横方向に誘いをいれるか、ライブスコープで魚の反応を見ながら数回軽くジャークいれて誘うといった感じです。
ちなみにミドスト気味に使うときのロッドは「DBTS-63UL-MIDSP」ジャークメインで使う時は「DBTS-61L」です。
何回か釣れたり、ジャークで誘う場合ワームの千切れがストレスになりますがデューバには「ネコハックL」を使うことで千切れ対策になります、ぜひお試し下さい。
8月中旬になると26℃~28℃台とまだ夏水温に近いですが徐々に水温も下がってきて魚も散り気味になります、このタイミングから巻物で効率よく探っていく釣りになりメインで使用しているのが「Dαスピナーベイト」です。
ベイトの溜まって所でレンジを合わせて一定に引く釣り方と沈み物に当ててスローロールで使うのがメインでスピナーベイトのウェイトは1/2オンスにトレーラーはD1 3.8インチを使用、ワカサギレイクなのでカラーはナチュラル系のプロブルーストライク、物に当てた時にブレードの動き出しの速いDWタイプを使っています。
川筋で濁りが入ったり流量の多い時には「Dαブレードジグ」の出番!
流れに負けないようにウェイトは1/2オンスにブルーノシャッドテール4.8インチをトレーラーにして濁りの中でも視認性の良いミッドナイトブラックを選択、流れのヨレをスローリトリーブしたりDαブレードジグのカバー回避能力を活かしてカバーへ出来るだけタイトに通す引き方をします。
ロッドはスピナーベイト、チャター両方とも新しく追加された「DBTC-70M+FM」のグラスモデルを使用、張りのあるグラスロッドなので1/2オンスでもロッドにルアーのウェイトをのせて気持ちよくキャスト出来て、グラス特有の粘りでルアーが水中の物に当たった時も弾かずナメるようにタイトに流すことが出来ます。
これから水温も下がり秋が進むと魚のレンジがバラつき難しくなりますが手早く広く探れる巻物の本領発揮の時期になります。ライトリグの食わせだと逆に難しいタイミングでもあるのでこの機会にハードルアーを巻き倒してみてはどうでしょうか。
タックルデータ
DBTS-61L
2000~2500番ハイギア
バリバス スーパートラウトインフィニティPE 0.3号+フロロリーダー5ポンド
フック マス針#4
デューバ
DBTC-70M+FM
ベイトリールノーマルギア
バリバス アブソリュートAAA14ポンド
Dαスピナーベイト1/2+D13.8インチ
Dαブレードジグ1/2+ブルーノシャッドテール4.8
2022年07月29日
南千葉チャプター第3戦「サブマリンCUP 」優勝レポート:馬場孝介
皆さんこんにちは!6月5日に開催された南千葉チャプター「サブマリンCUP」において優勝することが出来ました。今回はその内容をレポートしたいと思います。
まずプラの様子と湖の状況としてスポーニングは一段落して本湖の魚は大場所の少し離れた縦スト周辺に浮いており、その魚は特にスローフォールに反応が良くてマイティストレート4.3インチの1.3gDS、SVSB、SVSBJr.ノーシンカーの両リグともフォールのみのアプローチに反応は上々
またフォールに反応しない魚はD-JlG CNVER3.3g+D-1を縦ストに引っかけてライブスコープでバスの目線近くまで落とし込みシェイクで口を使わせるなど本湖はコンスタントにバイトは取れていました。
養老川、古敷谷川はというとアフターの個体が数匹のスクールを作って回遊、朝の早い時間帯はオイカワなどベイトフィッシュにボイルしていてこれをヴィローラスリムホバスト、ブルーノシャッドテール3.4インチのノーシンカー表層引きに反応させて…
晴れてからはシェード側を回遊し始めて食性も虫系に変わりSVSBちょうちん、フォールなどベイトフィッシュ系のワームでアプローチするよりも虫系ワームのシルエットの方が反応が良くなります。
本湖と川筋釣り比べると川筋の方が魚のウェイトが良いのですが川筋は天候によるポテンシャルの差が激しく晴れると魚も浮いてきてアプローチしやすいのですが曇ったり弱い雨だと魚のレンジが深くなってアプローチしにくく、大会当日が曇り~弱雨とポテンシャルの弱くなるタイミングだったので本番は本湖メインでリミットが揃えば上流へキッカーを狙うプランで挑みました。
そして本番、予報どおり曇りの天気で風も吹いていなかったので本湖の縦ストからスタート!オダにライブスコープをあててオダ回りを回遊する複数の魚を確認、魚の移動ルートに合わせてSVSBノーシンカーをフォールさせると数匹が反応して1つのオダで600g、1200gが連続でバイト!2匹抜いた所でバイトが止まったので別のオダに移動してこっちのオダにもライブで見るとバスがサスペンドしているのを確認できたので別のノーシンカーワームをバスの近くまでフォールさせて気付いたところでトゥイッチをいれると間髪いれずに1200gの魚がバイト!大会が始まって30分ほどで幸先良くリミットメイクすることが出来ました。
600gを入れ替えするために上流へ移動しようか迷いながら本湖をランガンしていると小雨が降ってきたのでアプローチを変えてディープクランクでオダの根元を狙うイメージで巻き、オダにルアーが当たり抜けたタイミングで1100gがバイト!これを無事にキャッチして入れ替えに成功。
これで迷いなく上流に行けると養老川へ向かいましたが案の定バスのポジションが深くなってサイトもしずらく、バスの活性も低かったので早々に見切って本湖で地道に入れ替えていくプランにしましたがサイズUP出来ず入れ替えなく終了…
3本、3520g
釣れ釣れの大会でしたが僅差で逃げ切り優勝することが出来ました!今年からライブスコープを使った本湖の練習に力を入れてきましたが試合で成果が出せて嬉しく思います。更に精度を上げて試合で活かしていきたいです。
タックルデータ上から
ブルートレック68M
SS SV6:3:1
MGフロロカーボン12ポンド
ディープクランク
ブルートレック63ULミドストSP
ルビアス2500
PE0.5号+フロロリーダー5ポンド
マス針#4
ノーシンカーワーム
ブルートレック61L
セオリー2500H
デッド・オア・アライブウルトラパワーフィネスPE0.6号+フロロリーダー8ポンド
オフセット#2
SVSB